バイオマス アジア  

2009年 11月 20日

ホテルグランヴィア広島で開催されました「第6回 バイオマス アジアワークショップ」に大学院生のMさんと参加しました。

専門が少し違う会合に出席したのは、1年半前に卒業し、現在(独)産業技術総合研究所にいるWさんが「英語でポスター発表するから来ませんか?」と彼女の上司(筆者の先輩)からお誘いを受けたためです。 1時間目の授業を終えて広島に向け出発しました。



バイオマスとはいわば生物体そのもののことで、これを酵素や微生物で処理してエタノールやディーゼル油にしたものがいわゆるバイオ燃料です。 この会合にははじめての出席で、いったいどんな発表が行われ、どんな議論がなされているのか全く予備知識がありません。 何となくバイオ燃料の製造技術や、流通、インフラ整備など技術的なことが中心かと思っていたら、口頭発表の内容はかなり予想とは違っていました。

たとえばアメリカならバイオ燃料のお話は単純です。 ビジネスとして勝てるかどうか、そういったシンプルな考え方で捕らえることができます。 日本では化石燃料資源の枯渇対策とか、鳩山内閣が掲げる二酸化炭素排出量の削減といった生き残り、環境面からバイオマスを捕らえます。 一方アジアでは状況が多様で複雑です。

一口にアジアといっても、中国、ベトナムやタイなどのアジア大陸国家、インドネシアなどの島国など国も地理的条件、植生、気候、利用できるバイオマスの種類など多種多様です。 同じ国の中でも地方々々や村々で状況が違い、貧困や社会不安、政情の不安定、インフラの未整備など共通したローカルな問題点を持っています。 こういった諸問題をバイオマスの有効活用で解決しよう、そのためのフレームワークを構築しようという政策的な提言が口頭発表では多くありました。 あるプレセンターの“Global Technology for Local Solution (世界のどこでも通用する技術を使って、地域の諸問題を解決しよう)”という言葉が印象に残りました。

タイ、マレーシア、中国、日本のパネリスト。

さて卒業生の発表は、ウォータージェットを使ってセルロースやキチンを超微粒子に粉砕し、酵素消化の前処理に使おうというものです。 詳しいことは書きませんが、とてもユニークでかつ簡単、ローコストな方法で、多くの注目を集めていました。 お客さんがひっきりなしです。

聞くと英語の要旨も、英語のポスターも全部自分で作ったとのこと。 学生時代には英語の絵の字も使えなかったのに、わずか1年少しで外国人とも片言でコミュニケーションできるようになっていました。 やはり環境は成長に重要だと再認識しました。 

全体を通じて、日本人に比べてアジアからの参加者が元気です。 皆さん自信に溢れているというか、数々の困難はあるものの明るい将来を見据えているという印象を持ちました。 日本はまじめな話、うかうかできません。 英語が自由に使え、国際的にリーダーシップがとれる人材を育てていかないと、将来埋没の恐れがあります。 
 ということで、最初は少し場違いな感じもしましたが、収穫のある会合でした。 

PS この会合は農林水産省、産業経済省、産業技術総合研究所、東京大学、広島大学などが主催するもので、運営費にもかなりお金がかかっています。 講演には同時通訳がつきますが、この費用、1時間当たり100万円が相場だそうです。 もちろん本番の前に長時間の準備や打ち合わせがありますので、一概にとんでもない金額とは言えないようです。 それにしても1時間100万円とは。

PS2 広島から帰ってくると、JR松永駅から大学に向かうスクールバスがありません。 どうしようなと思っていると、足は勝手に大学目指して歩き出しましたので、その足に乗っかって大学まで歩いて帰ってきました。 暗くて地面も見えない夜道を歩くこと32分。 残念ながら30分の壁を切ることができません。 それにしてもいったい何キロあるんでしょう。 寒空の下、ポカポカになりました。

お昼に食べたお好み焼きは、恐らくすべて運動エネルギーに消えました。

私が夜道を歩いていた頃、WさんとMさんはさる大先生のお伴でボジョレ・ヌーボーを飲みに行ったそうです。 こちらはブドウ果汁というバイオマスから作った高級なヒト用バイオ燃料です。 

# by seimei-eiyou | 2009-11-20 10:22 | サイエンス | Comments(1)

集まれ、理系女子! ニュース  

2009年 11月 19日

平成21年10月31日(土)午前10時から、福山大学駅前キャンパス 宮地茂記念館で開催されました「集まれ!理系女子 第1回女子生徒による科学研究発表交流会」の模様が、(独)科学技術振興機構のサイエンス・ニュース・ネットワーク(SNN)で紹介されていると、ノートルダム清心女子高等学校の秋山先生からご連絡がありました。

ご興味の方はこちらをご覧下さい。

過去の記事はこちら

当日は200人以上が集合し、大変な熱気だったと里内学部長からお聞きしています。 

# by seimei-eiyou | 2009-11-19 13:11 | その他 | Comments(0)

回廊とシャッターチャンス  

2009年 11月 18日

そろそろ2年生のフードシステムマネージメント(給食経営管理)実習が始まります。
担当は石井先生ほかです。

大量調理場と実習食堂は、生命栄養科学科のある18号館隣の、96mのウナギの寝床のような細長い建物(28号館)にあります。 この28号館は斜面に浮くように建っており、18号館とは橋で繋がっています。 このたび、その橋に向かう回廊に屋根がつきました。

これまで大量調理室入口に至る通路は吹きっさらしで、雨が降ると傘をささなければなりませんでした。 これで雨の日の給食実習も快適でしょう。 食材の搬入も楽になりました。

こちらは回廊の屋根を通して眺めた18号館の偉容です(?)。 青い空に白い雲、白亜の18号館は建設当時のまま・・・というわけには行かず、さすがに20年の歳月は残酷です。 

さらに実習食堂のシャワーシンク(食器返却口)にシャッターもつきました。 
          こちらはシャッターを閉める前。

          こちらは閉めた後。

          こちらは半開き状態です。 何だか本物の食堂のようになりました。 

# by seimei-eiyou | 2009-11-18 15:07 | 実験・実習 | Comments(0)

遺伝子が先か 環境が先か  

2009年 11月 16日

表題の意味がよくわかりませんね。 

一応、「ニワトリが先か たまごが先か」をもじったつもりなのですが、「ちっとももじれてない!」、「意味わかんない!」と言われても、返す言葉がありません。

さて、先日の山中伸弥先生の記事でも少し触れましたが、人間が健康でいられたり、あるいは病気にかかったりする原因には、遺伝的な要因や環境的な要因があります。 この中で遺伝的な要因については、病気に関与する遺伝子などが多数突き止められています。 

一方環境因子についてもすいぶん研究されており、大気や水、土壌などの環境汚染と人体への影響について多くの研究があります。 これらの研究を通じて、遺伝と環境の境界に位置し、健康や病気と大きく関わっている分野の存在が明らかになってきました。 その分野とはエピゲノムです。

エピゲノムとは、環境的な要因によって遺伝子の発現が制御される現象です。 遺伝子DNAの特定の塩基がメチル化(メチル基[-CH3]の付加)されたり、DNAの糸巻きの核となる蛋白質であるヒストンがアセチル化(アセチル基[CH3CO-]の付加)される事により、遺伝子の発現が抑制されたり、促進されたりします。

さて、ここで出てくる環境的な要因とは何でしょう。 色々ありますが一番大きいのは食生活や生活習慣だと考えられます。 つまり食べ物や生活習慣によって、遺伝子配列は変化しないものの、遺伝子やヒストンに変な物が付加する事により、いつも動いている遺伝子が動かなくなったり、思っても見ない遺伝子が動き出したりして健康に影響を与えます。

東京大学先端科学技術研究センター 代謝医学分野 酒井寿郎教授がマウスを使って研究したところ、肥満や生活習慣病が個別の遺伝子の異常ではなく、エピゲノムの異常によって発症しうることが明らかになりました。 この詳しいメカニズムは省略します。 ご興味の方はこちらをご覧下さい(そんなに詳しくないけど)。

今後、エピゲノムの異常がどのような環境要因で引き起こされるのか明らかにすることができれば、肥満や生活習慣病を予防するライスタイルが提案できるとともに、肥満や生活習慣病を招くエピゲノムを抑える医薬品の開発が期待できそうです。

# by seimei-eiyou | 2009-11-16 20:48 | その他 | Comments(0)

食ロボット  

2009年 11月 12日

今年の三蔵祭(大学祭)最終日には、初の試みとしてホームカミングデーが開催されました。 当日は大学祭見物を兼ねて多くの卒業生が来校されました。

ホームカミングデーには、本学客員教授である高橋智隆先生が講演されました。 演題は「ロボットの時代を創る!」です。 高橋先生と言えば有名なロボット「エボルタ」を開発され、グランドキャニオンで530 m の登頂に成功した様子がテレビCMで放映されましたので、ご存知の方も方も多いと思います。

さて。 本学科の卒業生の多くは、卒業後食品業界で活躍しています。 一方、ロボットも近年徐々に食品業界に進出しています。 ではまず、お好み焼きロボットをご紹介しましょう。 動画はこちらです。

ちょっとぎこちない動きですね。 このロボットは、無人お好み焼きスタンド用に開発されたわけではなく、お好み焼きのような柔らかくて流動的なものを扱うことのできるロボットとして開発されました。

次に、ずっと繊細な動きをするのが「すしつかみロボット」です。 動画はこちらです。

こちらはすごい。 柔らかい動きがかなり上等な人間の身のこなしです。 私を含め、ほとんどの方はこのロボットのような繊細な動きはできません。 そのほっそりとした手を見ていると、正直言ってややキモイ。 やはりロボットにリアリティーを求めると不気味です。 

すしはバランスの芸術です。 手に持って口に入れるまではその形を保ち、口に入れるやいなや舌の上でしゃりの1粒1粒がサッと崩れる。 そんな(高級な)すしを死ぬまでに一度食べてみたい! 私がごく希に食べるすしは、回るカウンターの奥で機械により四角く固められたもので、これならルツボばさみでも掴めそうです。 ということで、柔らかいものをいかに上手につかむかが、食品ロボット技術の神髄のようです。

PS それにしても、すしつかみロボットが作業服を着ているのがどうも気になります。 恐らくこの会社の作業服なのでしょう。 でもどうして作業服を着ている人(ロボット)がすしを掴むのか、違和感があります。 それに、イヤに胸を張って誇らしげです。 寿司屋の大将のような格好の方がしっくり来ると思うのですが・・・

# by seimei-eiyou | 2009-11-12 17:15 | その他 | Comments(0)

沖縄 番外編 写真  

2009年 11月 09日

沖縄 番外編として写真をご紹介します。
沖縄と言えば、青い空と白い雲、緑の植物と黄色い壁?ですね。


こちらはバスセンターでバスを待っていた時に不意に目の前に現れたド派手なバスです。 調べると、NAHABUSが運行している「新都心バス」の1台でした。 クレパス画家のアリカワコウヘイさんのデザインとの事で、3台あるうちの1台「レッツ号(緑)」でした。 これ以外の2台は、「にこにこ号(赤)」と「ぽかぽか号(黄)」です。 ガラス窓の上にもペイントされているので一見窓がないように見えますが、乗ると窓から外が見えます。

これは懇親会で披露されたエイサー(琉球太鼓? 舞踊?)です。 写真には写っていませんが、三線を弾きながら歌う歌い手さん(男性)の声がいい、歌がうまい。 飛び跳ねてクルクル回転しながらながらたたく太鼓は迫力があります。 それに加えて、踊りの動きの優美できれいな事!

これは琉球大学千原キャンパス東口です。 緑のトンネルがいいですね。

こちらは附属図書館です。 中で勉強させて頂きました。 写真はありませんが、上原キャンパスの医学部、付属病院はとても立派な建物でした。

最後は県庁です。 いつみても大きいです。 

# by seimei-eiyou | 2009-11-09 19:11 | その他 | Comments(0)

学会報告5 最終回  

2009年 11月 06日

「前回の学会報告4は、全然学会報告じゃない!」とのご意見をいただきましたが、その通りですね。 最終回の今回も、多分学会の話は出てきません。

この1週間福山はとても寒かったせいか、1週間前にあれほど暑かった沖縄の印象が薄れてきました。 1週間前の沖縄では、皆さん半袖半ズボン、かりゆし(沖縄風アロハシャツ)を着て仕事をされていました。 いったいいつまでかりゆしを着ているんだろうと尋ねると、「沖縄では11月から衣替えで、10月いっぱいはかりゆしがフォーマルウェア。 11月からはビシッと変わる。」とのことでしたが、少なくとも11月1日の日曜日は、相変わらずかりゆしでした。

さて、10月の終わりはハロウィーンです。 町では、そこかしこで子供達がハロウィーンの仮装をしています。 そうです、1972年5月15日(5月15日は福山大学の開学記念日)の沖縄返還以降も、沖縄ではハロウィーンの習慣が根付いています。 そこで地元のサクちゃん(沖縄料理店で知り合った方。 年齢はだいぶ上なのでサクちゃんは失礼ですが、みなさんにそう呼ばれているので、とりあえずサクちゃん)に沖縄がアメリカだった頃のお話しを聞きました。

サクちゃんは若い時、米兵相手のバーで働いていました。 時代はベトナム戦争終盤の1970年代です。 サクちゃんが働いているバーには、新兵がよく飲みに来たそうです。 サントリーレッド1瓶が1ドル何十セントの時代に、ベトナムの前線に派遣される前夜の新兵は10ドルのチップを置いていくのだそうです。 お金を持っていてもしょうがないと。

サクちゃんは更に語ります。 「新兵は、当時自分と年は変わらないが、体格と心が全然違う。 何しろ翌日にはベトナムの前線に送られて、戦争しないといけないから。」 横で聞いていたカラオケ店のママさんは、「沖縄の人は、少々の台風が来たって、何が来たってへこたれないよ。 なんくるないさ(どおってことないさ)。」

沖縄は1人あたりの県民所得が全国47位(最下位、1位東京、2位愛知、3位静岡)、完全実業率はぶっちぎりの全国1位(2位大阪、3位青森)[※政府統計]など経済的には苦境にありますが、若い世代が多く、明るく前向きです。 経済予想が語る日本の未来は暗いので、こういった沖縄のスタイルは将来の参考になると思います。

最後に。 飛行機の時間まで間があったので、空港の近くの旧海軍司令部壕にいきました(空港からタクシーで15分、上の写真は入口から階段を下っていくところ)。 海軍司令部と言っても、海と那覇市内・国場川を望む小高い丘に縦横無尽に掘られた穴蔵です(下の写真参照)。 狭い通路に狭い部屋が連なり、アリにとってアリの巣は多分こうなんだろうと思わせる作りです。 


この写真は幕僚室です。 漆喰で塗り固められた白い内壁に、小さなキズが無数に見られます。 これは、幕僚が手榴弾で自爆死した時の破片の跡だそうです。 こういうところにも、戦争の傷跡が残っていました。 

PS2 沖縄にはタクシーが約5000台?あり、過当競争になっているそうです。 市内で大きな荷物を持って歩いていると、必ずと言っていいほどタクシーの客引きにあいます。 また料金のディスカウントは当たり前。 乗る前に、「いくらで行く?」とまず値段の交渉をします。 以前は白タク(古い!)かと思い身構えましたが、皆さん仕事が無いんです(レンタカーは安いし)。 私のように、1)重い荷物を持って歩くのが好き、2)歩いていける所なら、少々無理しても、時間がかかっても歩いて行く、3)タクシーよりもバスが好き(視点が高いので見晴らしがよいから、決して料金の問題ではありません)な人以外は、タクシーをご利用下さい。 

# by seimei-eiyou | 2009-11-06 20:02 | その他 | Comments(0)

学会報告4 食  

2009年 11月 05日

沖縄の伝統食が健康によい事は先に書きました。 このように、沖縄の伝統食が注目されたのは、沖縄の平均寿命が高かったためです。 それも今や昔の話。 今では、男性の平均寿命が全国並の26位と急低下しました。 これを沖縄では26ショックと言うそうです。 

原因としては、沖縄の豆類や昆布の摂取量が減少してきており、65歳以上に比べて30歳代~50歳代および中学生ほど、また女性より男性ほど昆布料理やチャンプルー等の伝統食を敬遠し、卵料理やカレーライス等を多食する傾向があるため(つまり食生活の欧米化)だと考えられています。 ということで、「定食屋に行こう」の轍を踏んで定食屋に行ってみました。

行ったのは、24時間営業のM食堂。 昨年に続いて2回目です。 地元では有名な店だそうです。 「この辺にひとりで定食食べられるところない?」とその辺にいた地元フリーター(またはアルバイト学生)風のお兄さんにきいて教えてもらいました。 地元のフツーのサラリーマンなどが食べているお店に入りたいという意図を、このフリーター君は十分すぎるほど理解してくれたようです。 おかげで、最初、ちょっと入るがためらわれました。  

意を決して中に入ると、中は外見以上に雑然としており、元気なオバァが何人も大声でしゃべりながら鍋を振っています。 「おー、すげーな。」 メニューはと見ると、焼肉、ゴーヤチャンプル、すき焼きなどなじみのメニューがたくさん並んでいます。 ここで注意しないといけないのは、名前が同じでも本土とは料理が違うことがあります。 例えば焼き肉は牛ではなくブタですし、すき焼きやチャンポンも本土とは違います。 またみそ汁はあるがご飯がない。 種明かしは、料理を注文するとご飯と汁(や小鉢)が標準で付いてきます。 つまり、「焼き肉」は「焼き肉定食」なのです。 

それではみそ汁はどうでしょう。 みそ汁にご飯とみそ汁が付いてくる? 正解は、ご飯は付いてきますが、みそ汁は付いてきません。 物足りないって? そのみそ汁が、普通のみそ汁ではないのです。 丼に野菜たっぷり具だくさんの豚汁風の物が出てきます。 

このお店、値段はそこそこで、量が多いので男性は満足でしょう。 お客さんはタクシーの運転手、工員さん、若い男の集団に加えて変な人が多いのが特徴です。 目つきの悪い人、言動の怪しい人、泥酔している人、朦朧としている人など多士多彩ですので、若い女性だけの観光客にはお勧めできません。 

さて、雰囲気を変えて今度はカフェテリアで摂った昼食~夕食です。 ベーグルにチキンサラダをはさんでいます。 チキンは胸肉でほとんど脂肪分が無く、サラダにもドレッシングがほとんどかかっていませんので、カロリーは低いでしょう。 奥のコーラMだけは目をつぶって下さい。 アメリカではチキンブレストやターキーブレストのサンドイッチをよく食べていたので、懐かしい。 そう言えば、日本ではターキーってあまり見かけませんね。 脂肪分が少なく繊維質で美味しいと思いますが。 

最後は空港で買ったサーターアンダギーです。 油で揚げたドーナツ生地に黒糖蜜をかけて頂きます。 チキンブレストで節約したカロリーが帳消しです。 

# by seimei-eiyou | 2009-11-05 19:39 | その他 | Comments(0)

学会報告3 島野菜弁当  

2009年 11月 04日

まず写真をご覧下さい。

これは学会の評議員会で供されました、名付けて「島野菜弁当」です。 このお弁当に、ジャスミンの香りのするさんぴん茶がついてきます。 お弁当のパッケージには、こうありました。

「チャンプルースタディーの研究成果に基づく西大八重子先生作成レシピ」

前回の記事で紹介しました「チャンプルースタディー」の実写版といったお弁当です。 西大八重子先生と思われるお写真と、ゴーヤが体重計に乗っている挿絵が見えます。

メニューは、

 ●焼き豆腐の野菜あんかけ
 ●カラシ菜とジャコの煮浸し
 ●ゴーヤチャンプル
 ●八重山カズラの酢の物
 ●ハンダマの胡麻和え
 ●ドラゴンフルーツ
 ●スズキのゆう庵焼き
 ●田芋の甘辛煮
 ●冬瓜のグルカンあんかけ
 ●雑穀ご飯

食べた印象は・・・
まず感じるのは、紫色のご飯に、紫色のドラゴンフルーツなので、色がとっても「パープル」でしょうか。 味はあっさりと塩分控えめで、おいしく頂けました。

お弁当には詳細な食品成分表もついていて、それによると、

 ●重量 557.2 g
 ●カロリー 736.3 kcal
 ●タンパク質 28.2 g
 ●脂質 16.3 g
 ●炭水化物 125.2 g
 ●カリウム 1090.8 mg
 ●ビタミンC 81.3 mg
 ●食塩相当 2.6 g          でした。 

いかがでしょうか?


# by seimei-eiyou | 2009-11-04 18:34 | その他 | Comments(0)

学会報告2 チャンプルーのお勉強  

2009年 11月 02日

シンポジウムは、酵素関連のものと、食関係のものが2本並んでおり、会場はすぐ隣同士なので、行ったり来たりしてきく事ができました。 その中で面白かった、琉球大学医学部の等々力英美先生(公衆衛生)によるチャンプルースタディーについてご紹介します。 チャンプルーは、いうまでもなくゴーヤチャンプルーのチャンプルーです。 野菜を中心に、色々な素材が入った料理です。

さて。 高血圧は循環器系の慢性疾患を引き起こし、その高血圧を予防する食事としてDASH食(Dietary Approach to Hypertension, Sacks 2001)というのがあるそうです(私は専門外なので知りませんでした)。 沖縄の伝統食(過去の日常食)は、このDASH食とよく似ているそうです(だからかつて沖縄には高血圧が少なかった?)。 

エネルギー、ナトリウムが少なく、野菜、カリウム、マグネシウム、葉酸、カルシウム、ビタミンCが多いのが、沖縄伝統食の特徴です。 強制的なDASH食よりも、長年の歴史の中で作り上げられた沖縄食をアレンジした方が、ずっと美味しく現代人に受け入れられやすいので、血圧降下の効果が上がるというご研究です(ちょっと複雑な言い回しになりました)。

これまでの食事介入研究では、食事内容を厳密に管理して食事を配給する事が多かったそうです(それはそうでしょう)。 食事の内容を厳しく管理し、強制された食生活を送ると、血圧にとってはかえって逆効果というのは理解できます。 そこで出てきたのがチャンプルースタディーです。 

チャンプルースタディーとは、沖縄野菜を豊富に使い、伝統的な料理を現代風にアレンジし、食事に過度に介入しないというものです(チャンプルーばかり食べるダイエットではありません)。 強制力があまり強くない沖縄の伝統料理でも、DASH食と同等以上の血圧抑制効果が得られるそうです。

先生はまた、沖縄から遠く離れた横浜で、「沖縄伝統食を食べて血圧を下げよう」という催しを企画されたところ、300名の定員に300数十名の方が申し込まれて、多くの方をお断りせざるを得なかったそうです。 このケースでは、月、火、水、木の朝食と夕食についてのみ(つまり全体の食事の約40%のみ)、まず最初に用意したチャンプルー食を食べて頂き、あとは自由に飲食するというものです。 こういった強制力の弱さ、過度の介入をしないというスタイルに加え、沖縄伝統食というブランドイメージがよかったとおっしゃってました。 

なるほど、温かい南国のビーチで、ゆるやかな風に吹かれながら、野菜中心で低カロリー、低食塩、カリウムたっぷりの沖縄料理を食べていると想像するだけで、血圧も自ずと下がる気がします。

PS 「チャンプルースタディー」という言葉の入ったブログは、等々力先生によってgoogleサーチされるそうです。 このブログもサーチされるのでしょうか・・・

# by seimei-eiyou | 2009-11-02 21:06 | その他 | Comments(0)

学会報告1 沖縄の季候  

2009年 11月 01日

学会で沖縄に来ています。

それにしても沖縄は暑いですね。 飛行機から降りた瞬間、空気が重い。 最高気温は27,28℃ということですが、湿っているせいか、広島より5~10℃は高く感じます。 まるで梅雨の最中のようです。 

ある先生が、「那覇空港には洋ランがそこかしこにおいてあるので、沖縄に来た感じがする。」と仰っておられました。 私の場合は、ゆいレール(モノレール、沖縄にある唯一の軌道鉄道)の車内に流れる軽妙なメロディーに沖縄を感じます。 何というか、メロディーのストーリーが理解できません。 「理解できない」というのは悪い意味ではなく、不安定さの中に何ともいえない高揚感があります(物理学は、安定なものはエネルギーが低いと教えてくれます)。

さて今回は、日本農芸化学会、日本栄養・食糧学会、日本食品科学工学科の3学会5支部合同支部大会です。 初日は、ロジワールホテルでシンポジウムと懇親会が開かれました。 嚆矢を切る特別シンポジウムは、生物資源研究所長の根路銘国昭先生によるインフルエンザのお話です。 根路銘先生は沖縄のご出身で、また先頃まで沖縄は日本で最もインフルエンザが蔓延している地域でしたので、タイムリーなシンポジウムだと思っていたら、なんと先生は1週間前に入院されたとのことで(インフルエンザではないと思います)、ピンチヒッターの杉田繁夫先生(日本中央競馬会競走馬総合研究所)が講演されました。

「インフルエンザの講演にしては、入り口に消毒剤もなかったなぁ。」と思っていたら、手の消毒はインフルエンザ感染防止にはほとんど効果がないそうです。 それどころか、マスク、うがいもほとんど効果がないとのことで、会場はざわめきました(特に、イソジンでうがいをすると繊毛がはがれて、かえって逆効果?)。 先生がおっしゃるには、インフルエンザは飛沫感染ではなく空気感染なので、これらの予防策はあまり効果がなく、気持ちの問題とのことです。 それではどうすればいいかというと、空気を殺菌したり、湿度を上げるのが良いそうです。 湿度が上がると、ウイルスが重くなって沈降する? 

一方これだと、閉鎖空間が少なく、シャワーが多いため湿気が高い沖縄で、最初にインフルエンザが蔓延したのは腑に落ちません。

話題を変えて。 シャワーといえば、沖縄は天気の移り変わりがとても早いと感じます。 雲の動きも早く、雨が降っても通り雨ですぐにやむため、沖縄の人はあまり傘をさしません。 上の写真は、通り雨のあと、街に佇む家の写真です。 下の写真では、海に浮かぶ立派な入道雲から滴り落ちる雨の様子がはっきりと写っています。 

通り雨のあとの強い日差しとむっとするような湿気は、まさに梅雨が明けて、夏到来を告げています。 季節は、いよいよ11月。

# by seimei-eiyou | 2009-11-01 01:54 | その他 | Comments(0)

iPS  

2009年 10月 29日

平成21年10月21~24日(水~土)に、神戸のポートアイランドで開催された日本生化学会大会に参加しました。 学科からは里内教授、菊田教授、瓜倉助手などがポスター発表されました。 

1万人近くが参加する大きな学会ですので見所は色々あるのですが、今回は京都大学大学院生命科学研究科が仕切ったこともあり、大会第3日目の山中伸弥教授の講演会が白眉だったと思います。 山中先生は、ご存じ世界で最初にiPS細胞を開発された方で、現在も生き馬の目を抜く以上の激しい国際的な研究競争を戦っておられます。

私はこれまで山中先生のご講演を聴く機会が何回かあったのですが、分野が違う、会場が混むなどの理由でパスしてきました。 そんなこともあり、今回は講演中の山中先生の表情も委細漏らさず観察すべく、会場最前列の山中先生に一番近い位置に席を取りました。

席に座っていると山中先生がすぐ目の前を通られ、その時にふと、なぜか足腰がしっかりした(体躯が強い)方だなとの印象を持ちました。 その印象はあながち間違っておらず、先生は神戸大学医学部の学生の頃トライアスロンに励まれていて、本土!からポートアイランドまで走ってきて、ポーアイのプールで泳ぎ、また走って本土に帰るという生活をされていたそうです。

講演の冒頭にはそのようなエピソードをお話しになり、「今日は素晴らしい秋晴れなので、室内で講演を聴くより外にいた方がいい。」とか、スライドが始まると「昨日(Windows 7の発売日だった)、一晩中かかってシステムをWindows 7に更新したので、今日スライドが映るかどうか心配でした。」とつかみもバッチリです。 あのお忙しい山中先生が、Windows 7発売日に電気屋さんに並んで買い、自分のパソコンにインストールするはずは無いのに、そんな光景が目に浮かぶのが不思議です。

次に皮膚の細胞をiPS化する様子を示されました。 「皮膚の小片を取ってiPS細胞を作るのですが、外国では髪の毛一本からiPS細胞を作る技術が開発されました。 しかし私のような人間にとって髪の毛1本は貴重です。 私なら皮膚円(小片)から作った方が助かります。」と自虐ネタも披露されました。

iPS細胞は、体細胞に4つの遺伝子を入れて作ります。 その中にc-Mycという癌原遺伝子が含まれており、できあがったiPS細胞が患者さんの体内でガン化する恐れがあります。 そこで何とかc-Mycを組み込むこと無く、効率的にiPS細胞を作る方法についてわかりやすく説明されました。 

将来iPS細胞による治療が期待される病気に、SMA(脊髄性筋萎縮症)やALS(筋萎縮性側索硬化症)があります。 ALSは別名ルー・ゲーリッグ病とも言われます。 「今年、イチロー選手が大リーグ初となる9年連続200本安打を達成しましたが、それまでの8年連続記録を持っていたのがルー・ゲーリッグです。 ゲーリッグは9年目にATLが発病し、記録が途切れてしまいました。 もしATLを発病しなければ、もっと記録が伸びていたかもしれません。」とスポーツマンらしい含蓄のあるお話しをされました。

また「病気になるかならないかは3つの要素が関係しています。 1つは遺伝的要因、2つめは環境因子、3つめはAging(加齢)です。 環境因子としては、エピジェネティクスの蓄積が重要だと考えられます。 これら3つの要素の比重は、病気によって変わります。」と図を示してわかりやすく説明されました。 

最後に世界地図を示され、「この地図は、新型インフルエンザの世界的広がりを示しているのではなく(笑)、iPS研究の世界的広がりを示した図です。」 またF-22ステルス戦闘機の写真を示して、「優れた技術が1国で独占されてしまうと困った事になります。 人類にとって素晴らしい技術は、国際協力が何より重要です。」と講演を締め括られました。 

iPSの分野は、いつ誰がどんな研究成果をひっさげて他の研究者を出し抜くかという、極めてストレスの多い研究分野です。 その中で、「一刻も早く患者さんに朗報を届けるためには、世界的な協力が必要です。」とおっしゃった言葉に、実感がこもっているように感じられました。 

ということで、山中先生は関西的なユーモアのセンス溢れ、足腰と体躯の強い先生でした。 最新の研究成果をわかりやすくお話しになるとともに、「思わぬ政権交代で研究費が1/3に削られてしまったが、できる範囲内で頑張ってやるだけ。」というちょっと政治的な発言もさらりとできる山中先生でした。

# by seimei-eiyou | 2009-10-29 19:25 | その他 | Comments(0)

はしまき  

2009年 10月 27日

大学祭で模擬店グランプリを取った「はしまき」ってなんだぁ?

見た事も聞いた事もねえな。 
ただし、食べた事はある!   
ってのは、ウソ。

食べた人によると、お好み焼きを割り箸に巻き付けたようなヤツで、結構うまいんだそうだ!
♪ 広島焼きを、割り箸に巻き付けるのは無理じゃろ。 

てこたぁ、関西風お好み焼き?
いずれにしろ、粉もんだね!

粉もんといえば、関西。
関西と言えば、粉もん。

てことで、「はしまき」ってぇのは、関西出身?
それにしては、聞かねえなぁ。

誰か、「はしまき」のルーツというか、出自というか、歴史というか、解説してくれるとうれしいな。 あと、「はしまき」の定義も。

目の前で作ってくれると、なおうれしい。

PS 先日定食屋で定食頼んだ時の事。 お盆に載っかってきた割り箸を割ると、運の悪い事に1本が半分ぐらいのところで折れちゃった。 新しいのを頼んでも良かったが、お店は混雑していてお姉さんは忙しそうだし、森林資源の保護とかも頭をよぎって、「まあいいか、これで食っちゃえ。」って食べ始めたはいいが、1本が短い割り箸って食べにくいねえ。 それに、自分で見てても食べる姿が滑稽なんで、まわりから見るともっと滑稽だろう。 あっさり新しい割り箸、頼めばよかったと後悔したが、やり始めたら最後までやらないと気がすまないってぇ変な意地もある。 ほんと、往生した。 

栄養学科のブログにしちゃあ、ふさわしくない話題だな、今回は。

# by seimei-eiyou | 2009-10-27 18:22 | その他 | Comments(0)

三蔵祭09-3  

2009年 10月 26日

大学祭当日レポート第3弾です。

生命栄養科学科の2年生の「調理同好会」の様子をお伝えします。
今年はメインステージ付近に店を構え、謹製「はしまき」を販売しました。
売れ行きは好調で、1日目で2日分の量を売りきるほどだったようです。

店の外観です。






調理同好会の面々






そして、
なんと、
模擬店グランプリ獲得!






滲んだ文字は汗か涙か雨なのか、いずれにせよ心地よい達成感に包まれたのではないでしょうか。



さて、3回にわたって大学祭の様子をお伝えしましたが、いかがでしたか。

今年の大学祭もたくさんの方に支えられて無事に終えることができました。
ご来場いただきました皆様、応援してくださった方々に学科一同、深く御礼申し上げます。
また、来年のご来場もお待ちしております。

# by seimei-eiyou | 2009-10-26 22:50 | 行事 | Comments(0)

三蔵祭09-2  

2009年 10月 26日

大学祭当日レポート第2弾です。

次は4年生の様子をご紹介します。
研究室の個性あふれる出展をご覧ください。

試行錯誤のキャベツクッキー






ご飯食べ比べ






タンパク質は芸術です








科学的チョコレート






男のパン






鳥インフルエンザとひよこ






大学の研究室というと堅いイメージがありますが、身近なものに絡めた出展でしたので、来場された方々にも親しみを持っていただけたのではないかと思います。

続く。

# by seimei-eiyou | 2009-10-26 22:30 | 行事 | Comments(0)

三蔵祭09  

2009年 10月 26日

大学祭もとうとう当日を迎え、2日間があっという間に過ぎ去っていきました。
当日の様子をご紹介したいと思います。

まず、1年生の展示「食品のカロリー当てクイズ」の様子です。
入学して半年、ほとんどの学生が一般の方と食事や栄養についてお話しするのは初めてです。やや緊張気味でしたが、よい経験ができたようです。






2年生の健康度チェックは満員御礼でした。
測定後の結果を説明する中で、日ごろの勉強の成果が試されていました。






1,2年生の隣には、福山地区地域活動栄養士会の方々による、お弁当の栄養バランスについての展示がありました。






お弁当の媒体はほとんど手作りということでしたが、ご飯もおかずも本物そっくりでした。






3年生はトマトについての展示をしながらバルーンアートに励んでいました。
とても器用です。






1~3年生で準備した試食コーナーでは、アイスもトマトクッキーもトマトゼリーも水あめも、飛ぶようになくなりました。写真は朝の風景です。






昼頃には奥の試食コーナーが見えなくなる盛況振りです。



昼からは、10組限定のトマト狩りツアーです。
K先生が丹精こめて作られた桃太郎トマトを皆で狩りに行きました。
皆様、喜んで収穫して帰られました。







続く。

# by seimei-eiyou | 2009-10-26 22:01 | 行事 | Comments(0)

学園祭カウントダウン1  

2009年 10月 23日

今日は学科全体の準備の様子をお伝えします。

まず28号館の給食室の様子です。

3年生の展示のテーマは「トマト」なので
トマトの枝をまるごと展示です。近くで見ると迫力があります。
人数限定のトマト狩りツアーもあるので、参加したい方はお早めにいらしてください。


2年生は健康度チェック、体力測定を行います。
健康情報演習で作成した、プレゼンも展示しています。


1年生はカロリー当てクイズや食品群についての展示を行います。


楽しそうに準備しています。


そして、学祭の日がホームカミングデーということで、卒業生の憩いの場もご用意しております。I先生お手製の看板がお出迎えです。卒業生の方はぜひこちらにもお越しください。


28号館は大道具係り力作の看板が目印です。
おいしい食べ物やたくさんの展示をご用意してお待ちしております。

# by seimei-eiyou | 2009-10-23 17:32 | 行事 | Comments(0)

三蔵祭 カウントダウン2  

2009年 10月 22日

今日は4年生の準備の様子を紹介します。4年生は研究室ごとに分かれて出展します。

今日は、ヘルシーなキャベツクッキーを作る研究室








アーティスティックなパンを作る研究室








おいしいチョコレートを作る研究室








が調理に励んでいました。他には、ご飯の食べ比べをする研究室があるようです。

こちらの試食もお楽しみに。

# by seimei-eiyou | 2009-10-22 21:04 | 行事 | Comments(0)

三蔵祭 カウントダウン3  

2009年 10月 21日

大学祭が今週末に迫っています。
1~3年生は試食コーナーと、学年別の展示の準備を着々と進めています。
毎年恒例のアイスクリームは-21℃で出番を待っています。
3年生が実習で作った水あめも出荷待ちです。
今年はアイス、水あめのレギュラー陣に加えて新顔が増えました。トマトクッキーとトマトゼリーです。

使っているトマトは学生(K先生)が育てた自家製です。
お越しの際は是非ご賞味下さい。

# by seimei-eiyou | 2009-10-21 19:22 | 行事 | Comments(0)

ホームカミングデー  

2009年 10月 20日

大学祭の最終日、平成21年10月25日(日)午前10:30から、第1回福山大学ホームカミングデーが開催されます。

毎年大学祭には多くの卒業生が訪れますので、この機会に何か一発イベントを打とうということで、ホームカミングデーが始まりました。 他大学もこぞってホームカミングデーを設けており、その時流に乗った催しではあります。

午前中は、記念式典、歓迎ミニコンサート、ロボット講演です。 ロボットが話をするわけではなく、客員教授の高橋智隆先生がロボットについて語られます。

昼食をはさんで(お楽しみ券[500円分]プレゼントもあるようです)、午後からは学科行事です。 当学科は平成元年の設立以来、食品工学科、応用生物科学科、そして現在の生命栄養科学科と変遷し、それぞれ卒業学科は違えども、受け継がれるポリシーは共通です。 さてどのような学科行事になるのか。 卒業生の皆様は、大学祭に遊びに来たついでに、ぜひ学科にもお立ち寄りいただき、変わりゆく学科の姿をご覧下さい。

詳しくは大学のホームカミングデーのページをご覧下さい。


PS そう言えば、先日のNatureにロボットの記事が載っていました(No.7259, p1076)。 タイトルは”The bot that plays ball(ボールで遊ぶロボット)”です。 このロボットはイタリア工学院?(The Italian Institute of Technology、 IIT)の研究者が作ったもので、名前は”iCub Number 1”と言います。 

“He looks like a child and plays like s child. But can the iCub robot reveal how a child learns and thinks?”
(彼は子供の様にボールで遊び、本当の子供みたいだ。 でも、iCubロボット君は、子供がどのように学び、考えるのかを教えてくれるかもしれない。)

確かに、iCub君は、むかし映画で見たiROBOTの若い頃のような・・・、日本で言うと忍者はっとり君のような顔をしています。 リアルな子供の顔ではなく、漫画チックな容姿が、ますます親近感を抱かせる要因でしょう。 

「人間の子供とロボットでは、学び方は全く違う。 それに機械は考えない!」とおっしゃる方は多いと思いでしょう。 しかし、大きな可能性を感じます。 写真はこちら


# by seimei-eiyou | 2009-10-20 17:29 | 行事 | Comments(0)

健康ふくやま21フェスティバル2009 集計  

2009年 10月 19日

先週末に開催されました「健康ふくやま21フェスティバル2009」では、たくさんの方に生命栄養科学科のブースにご来場頂き、誠に有り難うございました。 会場では福山大学の宣伝をあまりしませんでしたので、当学科の催しだと気づかれない方も多かったと思います。 今回は、同フェスティバルの趣旨を汲み、あまり宣伝臭くならないようにしました。

さて、学科のブースで行いました「カロリー当てクイズ」には、2日間で200名弱の方にご参加頂きました。 参加された方は5歳のお子様から90歳に迫る方まで幅広かったのですが、20~40代は少なく、どちらかというとご高齢の方が多くチャレンジされました。 男女比では女性が圧倒的で、健康に関心のある女性が多い事を改めて認識しました。
今回はスペースと労力の関係上、会場に持参したフードモデルの種類が少なく、またお酒はメニューに含まれませんでした。 皆様が選ばれた料理の予想カロリーの平均値は約650 kcalで、実際のカロリーは580 kcalでした。 その差は約70 kcalとなり、平均で約10%程度多めに見積もられているだけでした。 この中にはカロリーが何なのかを知らない小さなお子様も多く含まれていますので、極めて優秀な成績だと思います。 また、多くの方が栄養バランスの良い組み合わせを選ばれていました。

全体的には色々と不備もありましたが、参加した学生さんも大変勉強になり、とても楽しかったと言っておりました。 また色々な方とお話しできたのも良かったと思います。 会場設営他でご尽力頂きました関係各位の方々に感謝いたします。


# by seimei-eiyou | 2009-10-19 13:19 | 行事 | Comments(0)

健康ふくやま21フェスティバル2009 報告  

2009年 10月 17日

平成21年10月17、18日(土、日)の2日間、福山市の緑町公園・ローズアリーナで「健康ふくやま21フェスティバル2009」が開催されました。 その報告です。 




生命栄養科学科は、学科が設置された昨年、はじめてこの催しに参加し、今年は2回目(2年目)となります。 昨年は栄養コーナーの軒先をお借りした形の参加でしたが、皆様のご配慮で、今年はテーブルも3台に増え、スペースも昨年に比べると倍増しました。 

昨年の出し物はコンピュータによる栄養診断で、石井准教授が孤軍奮闘で栄養相談をされていました。 今年のメインテーマは、学科のSATシステムを使ってのカロリー当てクイズです。 トレーに好きなフードモデルを載せ、合計何カロリーになるのか予想していただきます。 このトレーを台に乗せると、カロリーのほか各種栄養成分がたちどころにディスプレイに表示され、その差が10%以内の方には粗品(景品)を差し上げました。 また、はずれた方にも(文字通り)粗品を進呈しました。 皆様、楽しんでカロリー当てクイズを楽しんでおられ、栄養相談をされる方もたくさんおられました。 

学科の展示と、木村准教授。

初日の土曜日は、午前中を石崎准教授と岩本、1年生2名の計4名が対応しました。 1年生のボランティアは、いったい何が始まるのかわからないまま連れてこられたので、最初は何をしていいかわからず戸惑っていましたが、見よう見まねでお客さんと話せるようになりました。 またまわりの栄養士さんのお話を聞けたので、将来に向けてきっとよい経験になったでしょう。

この催しは、食と栄養以外にも、健康と福祉に関する様々な団体が集まる大規模なものです。 大きなローズアリーナの外の芝生広場では、屋台、舞台(1年生は○×クイズに参加しました)、消防車、パトカーなどの展示もあります。 
ローズアリーナの窓に映った会場の様子です。

# by seimei-eiyou | 2009-10-17 18:29 | 行事 | Comments(0)

大学祭 看板作り  

2009年 10月 16日

大学祭まで残すところ1週間となりました。

学科の中では、試食用のアイスクリーム、トマトゼリー(大学の温室でとれたトマトを100%使用)、水飴の試作・製作が始まっています。

大道具班は、看板作りです。 


こちらは別の看板です。 手に持って練り歩くのではないでしょうか?


学科の出展以外に、本学科の学生が主体になっている調理同好会も謹製「はしまき」を販売するようです。 それらの様子は、また追ってお知らせします。

# by seimei-eiyou | 2009-10-16 19:05 | おしらせ | Comments(0)

健康ふくやま21フェスティバル2009 案内  

2009年 10月 15日

だいぶ日差しが短くなってきました。 
季節はもうすっかり秋です。

さて、恒例の「健康ふくやま21フェスティバル2009」が今年も福山市の緑町公園・ローズアリーナで開催されます(「第33回 ふれあい福祉まつり」も同時開催)。 詳しくは、福山市のホームページをご覧下さい。

生命栄養科学科は、福山市保健所他のお計らいにより、昨年度よりこのフェスティバルに参加しています。 昨年は大学祭と重なった事もあり、土曜日1日だけの出展でした。 展示はテーブル1台、教員2名のこじんまりしたものでしたが、今年は教員の数が少し増え、2日間の出展です。 在学生も参加します(スペースは変わらない?)。 フェスティバル自体は屋内、屋外あわせて巨大なスペースに、2日間で数万人が来場されるという大がかりなものです。 お近くで、お時間とご興味のある方は、ぜひお越し下さい。

昨年の様子はこちら


PS ざくろ 平松准教授が、ご自宅の農園でとれたザクロを持ってきて下さいました。 ザクロをまざまざと見るのは久しぶりです。 ザクロって、見れば見るほどおもしろい形をしています。 皮はまるで陶器のよう。 その中にイクラのような細胞が詰まっている様子は、そのまんまアートです。 写真を何枚かご用意しました。


2年生に見せると、「何これ? 初めて見た。 キモっ! キモくない?」って言ってました。 やはり、ザクロってあまり見かける機会がないですね。 せっかくですので食べてみました。 

ザクザクとした、口の中ではじける感覚がいいですね。 味もそれほど甘くなく、適度な酸味と相俟って上品な味です。 それにしても、相変わらず食べにくい。 種を吐き出しながら食べる様は、スイカ以上です。 もし食べやすい種が開発されたら、もっと普通に流通に乗るのかもしれませんが、このままがザクロの良さなので、無くならないでほしいとも思います。

# by seimei-eiyou | 2009-10-15 14:47 | 行事 | Comments(0)

花火  

2009年 10月 10日

10月10日(土)の午後8時過ぎです。

研究室の外が騒がしいので、何だろうと思い非常階段に出てみると、松永の方角に大きな花火が次から次へと上がっています。 まさか、花火大会?

花火の規模と数から考えて、間違いなく花火大会です。 さすがにこの時間になると外は寒いので、花火大会としてはちょっと異色です。 こんな時期に松永で花火大会があるなんてぜんぜん知りませんでした。 非常階段からは、少し遠いものの花火が真正面に見え、まわりに誰もいない桟敷席で花火を満喫しました。 意外な出来事だったので、ちょっと得した気分です。

得した気分と言えば、今日午後2時過ぎに大学食堂に行ったところ、閉店間際でお客さんは誰もいません。 選べる小鉢がたくさん余っているようで、連休を前に処分されるところでした。 好きなのをとってもいいよ、と言う事で頂いたのですが、年甲斐もなく食べ過ぎました。 

健康には腹八分目。 食餌のカロリーを制限すると、大体どの生物も寿命が延びることはよく知られています。 寿命延長の仕組みについては色々研究されており、先日のNatureにはサーチュイン(Sir)という制御タンパク質が重要な関与をしているというレビューが載ってました。 詳しくは1,2ヶ月前のNatureをお読み下さい。 

とりあえず。 食べ過ぎは体に悪いという事を実感した1日でした。 

   

# by seimei-eiyou | 2009-10-10 20:40 | 出来事 | Comments(0)

産業交流展 in 福山2009  

2009年 10月 10日

2009年10月9日(金)、10日(土)の2日間、広島県立福山産業交流館(ビッグローズ)C・Dホールにて、産業交流展in福山2009が開催されました(それにしても10月は行事が多い)。

この催しは福山商工会議所と福山大学が主催し、中国経済産業局、広島県、福山市などが後援。「魅力的な備後地域の中小企業が一同に集結! ~新しいビジネスを発見・新しいマーケットを発見、新しい連携のはじまり~」というキャッチコピーにあるように、地域の中小企業と福山大学が集まって、交流と新たな連携を進めようという意図で企画されています。

全部でいくつぐらいの企業が参加したのでしょうか。 会場の1/4ぐらいのスペースを福山大学と福山平成大学が占め、ほぼ全学部、学科、各種センターが展示を行いました。 その様子を写真で紹介します。

今回の催しの世話役を務められた本学科の山本教授です。 

次は、生命工学部副学部長の秦野教授(生物工学科)です。


次は生命栄養科学科のブースです。 今回は、倉掛教授が展示を担当されました。

最後は、社会連携研究推進センターの展示ポスターです。 現在進行中のプロジェクトのうち、プロジェクト2号(Pj2)のポスターです。

私が行った時には、時間帯が悪かったのかお客さんが少ないようでした。 横のA・Bホールで開かれていたPanasonic Fairは賑わっていましたので、そちらに取られてしまったのかも・・・

# by seimei-eiyou | 2009-10-10 14:43 | 行事 | Comments(0)

台風一過  

2009年 10月 09日

ここ10年で最強と言われた台風18号が上陸するということで、福山大学でも植木鉢を片づけたり、ゴミ箱を倒したりという対応に追われました。 進路が若干ずれたためか、風も雨も弱く、幸い無事やり過ごす事ができました。 各地では被災された方がおられ、その爪痕がこの地域に及ばなかったのはラッキーでした。 
さて、この日は午後から広島県立上下高等学校で、大学模擬授業(出張講義)が予定されていました。 人間文化学部から1名、経済学部から1名、生命工学部から1名の合計3名の教員が、台風一過の下、上下高校に集合しました。 

模擬授業の前、先生とお話ししていると、「今年は不況の影響か、勉強がよく出来る生徒でも4年制大学に進学せず、専門学校への進学を希望します。」とのことでした。 生徒さんにとって4年間は長く、卒業したからと言って特別有利な職業に就けるわけでもないので(医学部や法学部のような学部もありますが)、高額の学費がもったいないと思われるようです。 そこで「大学模擬授業を通じて、生徒さんの大学への進学意欲を高めてほしい。」という意図で企画されたようです。 

確かに、最短で手に職を付けたり、資格を身につけたりして、出来るだけはやくお金が稼げるようになりたいというのはよくわかります。 また、大学の4年間を無為に過ごすと、お金と時間がもったいないというのもわかります。 しかし一方では、少子高齢化を迎える日本が世界に貢献するためには、グローバルに活躍できる人材を育成することも大切です。 経済的な理由で学業の芽が摘まれるとすれば、これは日本全体の損失ではないかと思ってしまいます。 

さて、肝心の大学模擬授業ですが、2名の先生は大変立派な、きちんとした内容のお話しをされ、1名の教員は雑駁な話に終始してしまいました。 3連戦で2勝1負ならまあまあでしょう。
帰りに「上下に、何かいいお土産はありませんか?」とお訊きしたところ、「洋酒ケーキ」、「ひょうたん和尚最中」、「つちのこ饅頭」が御三家との事でしたので、研究室へのお土産に「洋酒ケーキ」を買って帰りました。 「洋酒ケーキ」は三次にもあるのですが、上下の方がアルコール度数が高く、お酒のみの方にも美味しく頂けるのだそうです。
で、実際に食べてみました。 うーん、これは美味しい。 おっしゃるとおり、ブランデーがカステラの焦げ茶色の部分にたっぷりしみ込ませてあります。 製造元のくにひろ屋さん、随分頑張っています。 お酒のみと言わず、一般?の方にもオススメできます。 ただし、小さいお子様など、お酒の苦手な方はちょっと難しいかも。 秋の夜長にピッタリです。


# by seimei-eiyou | 2009-10-09 12:32 | 行事 | Comments(0)

たい  

2009年 10月 07日

渕上学科主任、石井准教授、木村准教授の3名は、国際栄養学会に出席のため、10月4日(日)の飛行機でタイに向けて出発されました。 余裕があれば、タイ料理を中心としたレポートをお届けできるかもしれません。

タイといえば、このところ頻繁にブログに登場する井ノ内教授の研究室は、タイのカセサート大学と共同研究を続けており、時々研究者が来訪、長期滞在されています。

さて、タイ料理といえば、福山は鞆の浦の鯛網や鯛料理以外に、意外にもタイ料理と抜き差しならぬ関係にあります。 去る9月12日に、BS朝日で放映された「タイセレクトNo1! 究極のタイ料理決定戦」で、中国・四国代表として出場した福山のタイレストラン「phaa pai THAI(パーパイタイ)」さんが、見事全出場94店の頂点に立ちました。 本放送を見逃した方は、2009年10月18日の日曜日(午後1時から2時55分)、BS朝日で再放送される予定です。

写真は、”phaa pai THAI”さんの入っている黒いビルです。 お店の両側に、「祝優勝 全国タイセレクトNo1決定戦」という看板が掛かっています。 タイ国政府も随分頑張っているようです。

この「タイセレクト」とは、タイ国政府商務省輸出振興局(DEP)が認定している「タイ国商務省が認定した本場のタイ料理を味わえるレストラン。 シェフはタイ料理のシェフとして訓練を受け、経験を積んでいること。 タイ香り米をはじめ、タイ調味料をなるべく多く使用していること。 さらに、ハイレベルの品質管理、サービスや雰囲気といった厳しい条件をクリアした店舗が「タイ・セレクト」として認定されます。 2008年6月現在、日本全国に60店舗が認定されています。」とのことです(タイ国政府貿易センターホームページから引用)。

このレストランは、福山市中央図書館「ローズコム」のすぐ横にあります。 私は行ったことがありませんが、4人のタイ人シェフが料理の腕を振るい、10月からは、優勝メニュー5品を食べられるフェアが開催されているそうです。 

写真は福山市中央図書館・ローズコムです。 手前の黒い建物(そう言えばphaa pai THAIさんも黒いビル)は駐車場で、奥の煉瓦色の建物が図書館です。 写真を撮ろうとすると、どうしても複雑な電線が入ってしまいます。


さて、これ以外に、同じく福山市にある「ビストロ ブール ブラン」のシェフ、藤谷エイジさんは、昨年の「第15回 日経レストラン メニューグランプリ」で見事準グランプリ(料理部門)に輝きました。 こちらはフレンチのレストランです。 

受賞作は、「“Pons gout(ポングー)”もち豚のソフトステーキ フライドキャベツ添え」で、受賞理由は、「68℃で12時間も火を通すという大変な手間ひまをかけ、ハムのような独特の食感を生み出しており、これがお客にとってプロならではの価値になる」のだそうです。 料理の写真は、日経レストランのweb siteをご覧下さい。 
 こちらは、いつか行ってみたいですね。

写真はビストロ ブール ブランさんのお店です。 こちらも電線が入ってしまいます。 普段気になりませんが、建物のまわりは複雑怪奇な電線だらけで、景観を損ねているばかりか、災害時に邪魔になるのではないかと思います。

このように、人口40万人そこそこの地方都市である福山市のレストランが、全国大会で好成績をおさめているのはちょっと誇らしく、福山が自慢できる点(店)ですね。


# by seimei-eiyou | 2009-10-07 12:12 | その他 | Comments(0)

「食育」の秋 第3回 市民フォーラム  

2009年 10月 05日

平成21年10月3日(土曜日)に、福山大学社会連携研究推進センターにおいて市民フォーラム「食と健康のライフサイエンス」が開催されました。 全4回シリーズの3回目となる今回のテーマは「食育」です。

写真左の左端は、司会の村上講師、写真右は里内学部長の挨拶風景です。

まず初めに、「地域で支える食育活動」と題して、福山市食生活改善推進連絡協議会会長の信森正子先生よりご講演をいただきました。 食生活改善推進員は「私達の健康は私達の手で」をスローガンに、食を通じて生涯における健康づくりを地域の中で実践しているボランティア団体で、福山市では約500名の方が活躍中とのことです。 講演では「男性のための料理教室」、「親子で楽しくクッキング」、中学生を対象とした食育活動の様子や、福山の「100年先まで伝えたい郷土料理」レシピの発信などのエネルギッシュな活動状況をご紹介いただきました。

写真左は、スライドの一枚「100年後まで伝えたい 福山の郷土の味」、写真右はご講演頂いた信森先生。

次に、「スポーツ選手のための栄養指導」と題してスポーツ栄養を長年、研究テーマにされてきた生命栄養科学科の石﨑由美子准教授が講演を行いました。 講演は必要な競技力(筋力系、持久力系、瞬発系)ごとに適した食事内容や水分補給法、栄養素の摂取タイミングなどについての最新の内容が盛り込まれ、出席者の皆さんからはとても活発な質問が寄せられました。 講演会終了後も石﨑准教授の周りには何人もの参加者の方が質問のために集まり、スポーツ栄養への関心の高さが感じられました。

写真左は会場の様子、写真右は講演した石崎准教授。 報告:村上


# by seimei-eiyou | 2009-10-05 13:16 | 行事 | Comments(0)

ガラス細工  

2009年 10月 02日

現在1年生は、生化学実験Ⅱの真っ最中です。

前期の生化学実験Ⅰでは、化学実験の基礎と生体物質の実験を行いました。 後期の生化学実験Ⅱでは、前半で生体物質の実験と、酵素学の基礎実験を行い、後半では代謝と遺伝子実験を行います。 そのはざまの1日を、前半の実験データの整理と、ガラス細工に充てました。

栄養学科では、実験器具を自作する事はあまりありませんので、ガラス細工をする事は希でしょう。 ガラス細工は、かつての有機化学実験の名残です。 とはいえ、ガラスを加熱してやわらかくし、思った形に仕上げていくのは、やってみると結構楽しいものです。 それに将来(もし)アメ細工をする時に役立ちます(将来、アメ細工、するか?)。

ガラス細工のビギナーに、ガラスの持ち方、切り方から懇切丁寧に教えるのは、先日学会賞を受賞された井ノ内教授です。 井ノ内教授はガラス細工も得意です。


左はメニュー表、右はガラス細工用ガスバーナーのカルシファー君です。 プロは酸素ボンベなどを使うのでしょうが、アマチュアは足下にふいごを置いて、これを踏みながら火力を調節します。 これがなかなか難しい。 学生さんは、「足に気を取られると、手が動かない!」とワアワア言いますが、不思議に口は不自由なく動きます。


何しろ、初めての事なので最初は慎重です。 ガラス細工は、最初ガラス管を切る、伸ばして細管を作る、曲げる、口を封じるなどを行います。 今回は、栄養学科の学生さんということで、食べ物に関係のあるマドラーを作る事にしました。


ただマドラーを作っても面白くないので、ガラス管の中に色とりどりのビーズを詰め込みます。 ビーズは井ノ内教授が週末に100円ショップに行き、自腹で調達したものです。 先日の学会賞の賞金をつぎ込まれたのでしょうか・・・


ビーズの配色や組み合わせ、並べ方には、みなさん人一倍真剣です。 オリジナリティーが遺憾なく発揮され、次から次へとアイデアが湧いてくるみたいです。 ガラス管を少しねじってみたり、微妙なふくらみを付けてみたり、ガラス管を溶かして、そこにビーズを貼り付けてみたり、ビーズを溶かしてガラス管に貼り付けてみたり、ガラス管に絵を描いたり・・・

 予想外に皆さん楽しんで、ユニークな自分専用マドラーを完成させました。 作ったマドラーは、お持ち帰りされました。




# by seimei-eiyou | 2009-10-02 12:52 | 実験・実習 | Comments(0)

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