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生命と栄養のブログ from 福山大学 生命栄養科学科

六月だけど五月病

昔はよく五月病、五月病と騒いだのですが、最近はとんと聞きませんねえ。 

とりあえず五月病について簡単にご説明すると、4月に新年度が始まってゴールデンウイークがあけた頃から何となくやる気がでない、疲れがとれないなどの心身症状を指すようです。 五月病は医学的には適応障害などとされ、新年度になって始まった新しい環境になじめない、なじもうとして疲れてしまった、のほかに頭痛、不眠、肩凝りなどの身体的な症状も出るようです。

大学にとって五月病で気になるのは、新入生の動向です。 今年入学された新入生の皆さんは、五月病に罹っておられませんでしょうか? 

五月病の原因としては、新しい環境で張り切りすぎて疲れてしまった、新しい環境に適応できず、また新しい環境が予想と違ったなど、将来に対する不安のほか、ゴールデンウイークで羽目を外してなかなか元に戻らない、などもあるかもしれません。

自分は五月病かもと思ったら、とりあえず軽症のうちに休んだりペースを落としたりしてリラックスし、根を詰めるのをやめて脳天気にすごすなどが有効でしょう。 もっとも、苦もなくこれができる人は五月病にはなりません。 

また現実と理想のギャップに悩む人は、人生100%完璧にいくことはありませんので、今の自分に得られなかったのものと得られた物を思い浮かべ、折り合いを付けるのも手でしょう。 

エンジンのかからない人は、とりあえず目の前にニンジンをぶら下げてみるとか、目標を設定して、もし達成できなかったらみんなにおごるなどと公言して、他人を使って自分にむち打つのもよいかも。 

さて新入生を見ていると、勉強に悩み、睡魔と戦いながら講義に耐える姿は健気です。 大学は、講義90分、年限4年間の長丁場です。 順調なスタートが切れ、4年後に元気に社会に巣立っていけるよう教員も努力します。 

PS ちょっと気になるのは4年生の就活です。 意気込んで就活に入っても、なかなか伸展が見られずに心身共に疲れ果ててしまう人がいます。 特に今年は不況で、内定の出方が例年に比べて遅れています。 焦らずに、長丁場の就活戦線を乗り切りましょう。

PS 心身両面の疲れを癒やすには、食事を工夫する事が効果的だそうです。 食は、衣食住という生活の礎のちょうど真ん中に座っていますので、食事を含めた生活全般を見直す事が大切でしょう。 ではどう見直せばいいのか・・・?  誰か続きを書いてください。
by seimei-eiyou | 2009-06-03 11:22 | その他