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生命と栄養のブログ from 福山大学 生命栄養科学科

府中産業メッセ 報告B

府中産業メッセ2日目は雨にたたられ、客足は湿りがちでした。 特に屋外のテント村は集客に苦労されたと思います。 そこでテント村のみなさんへのねぎらいを込めて、テント村で開催されていたB級グルメ展についてご紹介させて頂きます(写真は1日目のもの)。

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人が集まるところブランドは生まれ、ブランドは人を集める。
どこかで読んだフレーズです。

横浜、神戸のようなブランド都市は、「あそこに行ったらあれを食べよう!」という強力な名物ブランドを持っています。 横浜、神戸のほかにも、香川のうどん、福岡の屋台、大阪の「粉もん」などがそれにあたります。 そこで各地の地方都市では、名物ブランドの育成に余念がありません。 

さて、ブランドといっても高級ブランドだけでなく、庶民的なブランドもあり、それはいつしかB級ブランドと呼ばれています。 広島県府中市が出自とするとされる府中焼きは、府中市が誇るB級グルメブランドです。 今回の府中産業メッセでは、全国からB級グルメを集めた屋台村が出現しました。

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こちらは富士宮焼きそばの屋台です。 ごらんのように長蛇の列ができていました。 試しに買ってみたところ、麺に特徴がありました。 なんというか、硬いですね。 讃岐うどんのつるつる麺に対する名古屋の味噌煮込みうどんの麺のような対比でしょうか。 

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こちらはテレビでも有名は、鳥取とうふちくわの演奏家です。 屋台の前の演奏が終わると、今度はメインステージで演奏されていました。

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こちらは世羅牛の焼き肉ともつ煮込みです。 肉をガッツリ食いたいという学生さんには好評でした。 もつは美味しかったですね。 

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最後は打ち上げに、学生さん4人と教員3名の計7名で府中市内に府中焼きを食べに行きました。 

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府中焼きは、お肉の代わりにミンチ肉が入っているのが特徴らしいです。 初めて食べた府中焼きは、広島風でもなく、関西風でもなく、ちょっと定義に困りました。

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一方おでんは黒く、味付けはやや甘辛い独特のものでした。 関西、特に京都とはちょっと違います。

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おでんは真っ黒な出汁の中に浮いています。 おでんは澄んで透明な出汁の中に生息するものと思っている私にとっては、少々ショックかも。

文化の伝搬は食べ物の伝搬から、言い換えると、異文化を受け入れるのは、まず食べ物を受け入れることから始まるというポリシーの私にとって、府中産業メッセはいろいろなB級グルメを楽しめる良い機会でした。

最後になりましたが、2日間生命栄養科学科のブースに足をお運び頂いた皆さん、どうもありがとうございました。 楽しんで頂ければ幸いです。 また来年か?
by seimei-eiyou | 2010-05-24 12:58 | 行事