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生命と栄養のブログ from 福山大学 生命栄養科学科

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こんな事を言うと後出しじゃんけんのようですが、日本チームは今回、意外に活躍するんじゃないかと思っていました。 

前回大会では、ワールドカップ直前の親善試合で、ドイツに善戦したりして期待が大きかったのに対して、今回は直前の親善試合に負け続け、しかもオウンゴールラッシュでしたので、誰も勝つと思っていなかったのではないでしょうか。 チームにかかるプレッシャーも少なく、相手チームからもあまりマークされていません。 「日本相手なら楽勝!」という気分で試合に臨み、意外に苦戦すると相手に焦りが出ると踏んでいました。 

カメルンルンはポテンシャルの高いチームですが、調子に波があり、ちょうどその隙をついて勝てたのだと思います。 紙一重の勝利ですが、勝ちは価値で、その効果は絶大です。 まさか勝つと思っていなかった我がチームが勝ったのですから、喜びも倍増です。 ちょうど宇宙の彼方から満身創痍で帰還した人工衛星「はやぶさ」のニュースとも重なり、日本人にとってちょっと嬉しい驚きとなりました。

さて、オラんだ戦。 スポーツ新聞には惜敗という見出しもありましたが、この負けは仕方がないと思います。 オラんだにしても、日本に負けるというオプションは無かったでしょう。 あったのは引き分けの恐怖で、決勝トーナメントのことを考えると、事故無く1-0で乗り切れば御の字です。 オラんだが本気で攻めたのは後半開始から15分ぐらいで、そこで首尾良く点が取れたので、あとは慎重にゲームを運んでいました。

今回の日本チームは、以前と比べると、ずいぶん大人のゲーム運びが出来るようになったと思います。 カメルンルン戦の後半の守りとか、あわてず、あせらず、破綻せずにゲームを終わらせることが出来ました。 「世界の中田」の様なスタープレーヤーがいない分、全体の規律と調和が取れており、全体にほころびの少ない試合運びをしていると思います。 

目立ったプレーヤーは、本田ではなく、松井、永友、長谷部、大久保あたりです。 オランダ戦の後半最後に、このうちの3人が、中村俊輔、岡崎、玉田と交代したときには、明らかに攻撃力が落ちました。 岡田監督が引き分け狙いに点を取りに行ったが、岡崎の惜しいシュート以外ほとんどこの3人が機能せず、交代は失敗だと思っていました。 しかし後で考えると、岡田監督は次のデンマーク戦に向けて主力を休ませ、0-1で無事終わらせるために3人を代えたのではないかと思います。 

実際中村俊輔は、ボールが来てもすぐに後ろに戻し、積極的に前に出る気配はありませんでした。 中盤で日本がボールを持っている限り、オランダもリスクを冒してボールを取りに来ないので、やはりこのままゲームを終わらせるつもりだったのだと思います(かつ、見かけは引き分け狙いに点を取りに行ったように見える憎い演出)。 不本意なのか、テレビに映る中村俊輔選手の顔は、あまりぱっとしないように見えました。

本田の1トップもおとりだと思います。 本田はオランダでは有名で、当然相手は厳しくマークしてくるので、その隙に裏からの攻撃を仕掛ける算段だったのだと思います。 実際あまりチャンスはなかったのですが。 振り返ってみれば、両チームのゲームプラン通り、粛々と進んだ試合だったような気がします。

以上、素人による、素人のための、素人目線の的はずれなゲーム観でした。 そのスジの方、スミマセン。

ん? 生命栄養と全く関係のない話ですって?
とんでもない、本学科にはスポーツ栄養って分野があって、石崎先生は大のサッカーファンです。 
それに福山大学はサッカーの強豪校。
by seimei-eiyou | 2010-06-23 07:49 | その他