今日7月24日(土)は忙しい日でした。
午後1番に因島高校PTAの方が見学に来られ、それと重なる形で「楽しいバイオ実験」が始まりました。 両参加者の動きがぶつからないよう、時間をずらしながらの行動でしたが、一部ぶつかってしまいました。
さて楽しい「バイオ実験報告1(生物、海洋編)」をお届けします。
何しろ今回は参加者の数がとても多く、例年1会場で行っていたのが今年は4会場での分散開催となり、会場を行き来するだけで時間がかかります。 まず生物工学科のテーマから。
これは、生物工学科の太田准教授がガラス細工の説明をしているところです。 ただガラスを曲げてマドラーなんかを作るのかと思ったら、色つきガラス棒を使ってトンボ玉のリングを作っています。 これは楽しそう。 作品を撮るのを忘れたのが残念です。
次は松崎教授による酵母の実験です。 お酒やパン、味噌や醤油を作るのに活躍する酵母の働きを、二酸化炭素の発生やパン生地の調製で実体験します。 もちろん顕微鏡を使って酵母菌の観察をするのもお約束です。
次は海洋の3テーマ。
まずは夏休みの宿題にピッタリの海草押し葉です。 色々見て回りましたが、これなんか良くできていると思いました。
次はチリメンモンスターを探せです。 ちりめんじゃこ(しらす)の中に紛れ込んでいるカニの子供などのモンスターを、虫眼鏡で見ながら捜します。 老眼で近くが見づらくなった中高年にとっては拷問のような所業ですが、目の良い子供たちは一生懸命探して、たくさんのモンスターを見つけていました。 それにしても小さいものを見るのは疲れる・・・
海洋の最後はクラゲの観察です。 クラゲと言っても子供クラゲです。 写真で子供クラゲが見えますでしょうか?
このクラゲに、アルテミアというミジンコのような餌を与えると、クラゲは一瞬の早業で餌のアルテミアを刺して動けなくします。 もちろん食べるためですね。 海の中の小さな世界の出来事とはいえ、食うか食われるか。 厳しい世界です。 私たちもがんばらねば。
次回は、生命栄養の3テーマを紹介します。