2011年 01月 20日
温室のタフPC
栄養士、管理栄養士たるもの、私たちが日常食べる食物・作物がどのように作られるのか、植物がどのように育つのか身をもって体験し、観察するぐらいのことはやってて当然です。 なんてったって、食物というのは自然の恵みをいっぱいに受けたものなのですよ。
とはいえ、ただでさえ忙しい教職員や学生さんが植物栽培にかかりっきりになっているわけにもいかず、コンピュータが完全自動制御してくれるハイテク温室は助かります。
現在使用しているコンピュータは、工場などの厳しい現場で、ヘビーデューティーにガンガン使われる現場・工場用PCなのだそうです。 滅多なことでは壊れない、タフさが自慢のこのコンピュータが、現在故障中です。
菊田室長によると、なにやらこのコンピュータは特殊な仕様らしく、修理に結構(お金が)かかるのだそうです。 ちょうど今は会計年度末で修理のタイミングが悪いらしく、しばらく故障の状態が続くとのことで、菊田室長が毎朝手動で水やりをされています。
「なに? この時期は寒いので毎日水やりをする必要はない!」って! 違うんです。 コンピュータ制御ハイテク温室では、栄養分を溶け込ませた水を細かいタイミングでやる事によって極限まで根域を小さくしており、植物体の割に根っこがとても小さいので、手動でも細やかな灌水が必要なのです。
タフPCよりタフな菊田室長、トホホですがお世話をおかけします。
PS タフなPCと言えば、消防隊や軍隊が使うというパナソニックのタフノートを思い浮かべます。 水につけても落としても、何があっても壊れない。 像がフンでも、車にひかれても大丈夫。 戦場(カメラマンではない)で、タフブックのおかげで弾が貫通せず命拾いしたなどという噂もちらほら。 YouTubeでは、タフブックの銃弾貫通試験(※)を行っていました。 その真剣さに脱帽。
※あえてリンクを貼っておりません。 ご興味の方はYouTubeで”Shooting at the laptop”をご覧ください。