平成24年度SSH

 12/22(土)スーパーサイエンスハイスクール(SSH)連携事業として、岡山県のノートルダム清心女子高校の1年生が本学科に来られ、模擬授業(午前)と体験実験(午後)を行いました。
 しかし日程が決まった後、栄養学科建物を含む広い範囲で停電と断水が決まったため、急きょ場所を移し、授業は1号館講義室、実験は14号館調理室で行うことになりました。

 授業は里内教授による、「食品の科学」という内容でした。
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 実験は、同じく里内教授による「食品の科学実験」、りんごの褐変の観察を行いました。学生実験や、市民フォーラムで行ったことがある実験ですので、聞き覚えがある方がいらっしゃるやも。
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 見えにくいかもしれませんが、板書には「An apple a day keeps the doctor away」と書いてあります。毎日リンゴを食べれば医者いらず。
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 実験の様子。使う試薬も高校生が作ります。
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 高校生に交じって本学科4年生の姿も。高校生にタイムスリップ…ではなく、学生実験の補講としての参加です。一緒にリンゴを剥いています。
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 皮を剥いたリンゴは卸金ですりおろして、食塩水、酢水等、様々な液に入れて混ぜ、色がどう変わるかを確認します。
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もとは同じリンゴだったのに、色が全く違うのが判ります。
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 実験後は、班ごとに黒板に結果を書きだします。色が非常に変化した、という意味の「ごっつ変わった」(関西弁?)は、後で生徒さんの意見により「すごく変わった」に変更。
 これを見ると、同じ品種のリンゴ、液でも、班によって結果がまばらになっています。
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 その後は里内教授による、「なぜこの結果になったのか?」の解説です。リンゴを酢水に浸けたりレモン汁をかけると色が悪くならないのは経験的に知っていますが、一体なぜ、色が悪くならないのかはあまり考える機会はないかもしれません。結果を踏まえて、そのことについて判り易く説明されました。
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 最後に「リンゴの色が悪くなるのを防止するにはどうしたら良いか」を各自で考えてもらいました。
 高校生のみなさんもそれぞれの意見を書いてくれていました。私が生徒だったら「そもそもすりおろさない」と書いたやも。感想も含めて、たくさん考察を書いてくれている生徒さんが多かったです。
 この実験は高価な機械を使ったり高度な実験ではないですが、身近な生活にも科学はあふれていることを学ぶきっかけになったかと思います。

 高校生の皆さん、スタッフの皆さん、1日お疲れ様でした。
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by seimei-eiyou | 2012-12-25 15:30 | 行事 | Comments(0)