10月27日(金)から29日(日)に、三蔵祭が開催されました。
今回は1年次生の教養ゼミで福山の名産品『あんず』を取り上げて、加工・試食体験したことから、27日の学内限定前夜祭の様子をご紹介します。
10月25日(水)に、1年次生は教養ゼミの中であんずを加工してジャムを作成し、試食体験をしました。
このあんずは、
6月9日に4年次生が福山大学の薬草園で採取し、冷凍保存していたものを使用しました。
下の写真は、実際の調理風景です。
まずは、あんずの実に熱湯をかけ殺菌したものを鍋でつぶしながら煮込みます。
これを一度ざるで裏ごしします。
そして裏ごした果肉のピューレを鍋に戻し、砂糖と合わせて煮詰めて行きました。
出来上がったジャムは、アイスとクラッカーに添えて試食しました。
学生の感想では、『福山に住んでいるけど、あんずが名産品とは知らなかった』『あんず自体はスモモみたい、初めて見た』『甘酸っぱさがバニラアイスとの相性がバツグンでした』『ジャムにするのはとても簡単だったけど、煮詰め具合が難しかった』『福山の名産品にもっと興味が持てた』などといったものが聞こえてきました。
試食だけでなく、あんずについて食料経済学的・材料学的に学生自身が調べてポスターにまとめたりしたことで、より地元福山の文化や食品を知る、いい機会になったようです。
10月27日(金)の前夜祭では、餅つき大会をしました。
各学科より学生が参加し、石うすと杵を使って、自分たちの力でもちをついています。
今回使用したもち米は、東村町の方と学生団体の「稲作研究同好会」が
田植え、収穫したもち米を使用しております。
つき上がったもちは、取り出して1つずつ丸めて行きます。
きれいなもちにするコツは、下にもちの端を押し込みながら表面をなだらかにすることだそうです。
こちらが出来上がったもちです。
つきたてのものは、その場にいる人みんなで試食し、つきたてのおいしさを味わいました。
次回は、三蔵祭一般公開の部、1日目をお伝えします。