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生命と栄養のブログ from 福山大学 生命栄養科学科

残暑見舞

残暑お見舞い申し上げます(学科残暑見舞いはこちら)。
ここ福山では、一ヶ月近く雨の降らない夏日が続いています。 みなさまのお近くではいかがでしょうか? 残暑見舞_c0166720_13342432.jpg

瀬戸内はもともと雨の少ないところ。 水が無くならないかと心配しています。 福山の水源は、その多くを芦田川に頼っています。 国道2号線にかかる神島橋から眺めると、川面は緑の絨毯を敷き詰めたように水草で覆い尽くされていました。 日光と栄養分があり、水が動かないので水草が増殖したのでしょう。 さてその芦田川の下流では、毎年お盆の15日に花火大会が開催されます。 これが終わると何となく日差しもやさしくなり、秋のけはいが漂う気が少しだけします。 

さて、4月にスタートした生命栄養科学科の前期の様子を、感想を交えてご紹介しましょう。 本学科は、昨年度までは応用生物科学科として学生募集をしていました。 この学科は、どちらかというと食と環境の先端を目指していました。 “生命栄養科学科が先端を目指さない”という訳ではありませんが、栄養学科経験がない教員が栄養学科のカリキュラムを眺めますと、なかなかよく出来ているなと思います。 

人間にとって必要な三要素は衣食住。 その中でも特に、食が命です。 栄養学科では調理の基本、健康維持と豊かな食生活を送るための献立作りが学べます。 更に健康、医療の基礎(と言っても結構専門的)と、食を通じて自分以外の人の健康増進、栄養管理、健康管理を行うための専門知識や実習、実務教育があり、経営管理に関する内容も含まれます。 これだけでも、人生を生きる上で必要な知識が多く学べます。 さらに4年生の最後には国家試験が控えていますので、緊張感のある大学4年間となり、貴重な時間を漫然とすごしてしまうリスクが減ります。 もちろん試験に合格すれば、燦然と輝く(?) 管理栄養士国家資格が得られます。 これまで栄養学科とは縁がなかったので意識していませんでしたが、「家政学」の力をまざまざと感じます。 このような規律のある大学生活を送りたい方には、栄養学科は良いところだと思います(私は、個人的には漫然とした大学、大学院生活をすごしました。 この漫然とした時間が、実は貴重だったと思っています。 でも、栄養学科では勤まりませんでしたね)。

福山大学の栄養学科の良いところは、総合大学の中にあることだと思います。 栄養学以外に、生命工学部にありますので先端のライフサイエンスが学べ、同じキャンパスには薬学部や経済学部、工学部、心理学科などを含む人間文化学部があります。 さらにサッカー部などスポーツの強豪サークルもありますので、色々な人と交流出来、様々なことが学べます。 ご興味の方はオープンキャンパス、見学などにおこし下さい。 その他見学は随時可能です。 ご連絡下さい。      by iwa

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(生命栄養科学科は画像左上方向にあり、この写真では切れて見えません。 手前に見える道路は山陽自動車道です。 大学キャンパスは高速道路の窓部分からチラチラ見えます。 因みに新幹線からは、トンネル間の0.数秒間のみ生命栄養科学科の建物が北側に見えます。 かなりの動体視力が必要ですので、自信のある方はトライしてみて下さい。 わたしは残像が見えました。)
by seimei-eiyou | 2008-08-18 13:48 | おしらせ