6月14日(土)に平成26年度市民フォーラム 食と健康のライフサイエンスの第1回目が、福山駅前の宮地茂記念館で行われました。
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第1回目となる今回は、生命工学部の公開授業と共催という形で、「食と健康の科学」をテーマに2名の先生が講演しました。
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地域の方たちにも広く認知されてきたこの市民フォーラムは、今回も多くの方のご参加をいただけました。


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まず桒田 寛子助手より、「身近な調理の科学」の講演がありました。
食卓の上の献立から例にとって、考えていきました。

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調理の科学とは、
「なぜほうれん草をゆでるのに塩を入れるのか?」
「温泉卵、半熟玉子、ゆで卵は何が違うのか?」
「調味の“さしすせそ”の理由ってなんだろう?」
といった、普段何気なくしていることでも“なぜそうするのか?”と聞かれても“・・・?”になることが多いかと思います。
ですが、これらの裏にはしっかりとした科学的根拠がありました。


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次に山本 英二教授より、「食と健康に役立つ結晶の科学」の講演がありました。

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“結晶”といってもピンと来るものがなかなかないかもしれませんが、まずは水の状態変化を思い浮かべてみてください。
水は水素2個と、酸素1個の原子が結合した分子です。
気体(水蒸気)、水(液体)、氷(個体=結晶)とそれぞれ変化するのは、分子同士の密度や並び方に規則性が出るためです。
このように食品や物質、例えばチョコレートの口どけの違いや胆石なども分子同士の並び方や結合の仕方、密度が変化することでいろんな特徴をもった結晶になっているそうです。

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最後にこの講演会の陰で、とてもよく働いてくれた受付ガールズの皆さん、お疲れ様でした。
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by seimei-eiyou | 2014-06-16 11:24 | 食と健康 | Comments(0)

講演会&料理教室

先月のことになりますが、スーパーマーケットで講演会&料理教室が開催されました。
本学科の平松先生が講師になられ、本学科の学生さん3名もお手伝いに行きました。

日時:2013年2月26日(火曜日)9:30~13:00
会場:㈱ゆきひろ メイト店3F 料理室
テーマ「簡単料理で生活習慣病の予防ができます」
 ~お惣菜を利用した健康料理~
参加人数:25名
講師:福山大学生命工学部生命栄養科学科 平松智子

店頭やチラシでこのような案内があったようです。
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まずは生活習慣病予防についての講演会があり、その後、料理教室を行いました。

実習風景です。
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右端にいるのは本学科Hさんです。
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こちらは本学科O君です。
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できあがり図はこちらです。
今回のメニューは、お惣菜を使っても、塩分控えめに、かつ野菜がたっぷり摂れるバランスの良い献立となっています。講演会では組み合わせの方法についても御説明しました。
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皆で和気あいあいとお話をしながらの試食タイムとなりました。
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アンケートでは、「分かりやすくとても参考になった」、「簡単で健康な料理を作るのに役立ちます」、といった好評をいただきました。
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by seimei-eiyou | 2013-03-11 16:23 | 食と健康 | Comments(0)

ご当地カツ丼フェア

大学会館食堂で『ご当地 カツ丼フェア』が開催されていると、生命工学部同窓会フェースブックページでみました。 学食にはほとんど行かないので、全然知りませんでした。 メニューはこんな感じだそうです。

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こういう催しがあれば、学食に行ってみようという人が増えるかもしれません。 ところで、このメニュー看板を見ていて、いったいどういう基準でこれらのご当地カツ丼が選ばれているのだろうかと疑問がわきました。 

学生さんが多い出身地ではないですね。 有名な名古屋の味噌カツ丼や、近い岡山のものはわかるのですが、石川、群馬、福井、長野というと、福山とは比較的なじみの薄い場所です。 そこで調べてみると、ありました。 Gooランキングの「食べてみたいご当地カツ丼は?」 

1位は堂々の愛知の味噌カツ丼、2位は群馬のタルタルカツ丼なんですね。 
3位が岡山のデミカツ丼とベスト3はカバーしています。

4位の兵庫かつめしが無いのは、ネーミングに「カツ丼」と入ってないからでしょうか。
5、6、10位は福島、福井、長野のソースカツ丼がかぶっていますので、福島、福井を外したのでしょう。 代わりに福井はボルガライスなるものが入っています。

7、8、9位の岐阜テリカツ丼、岩手あんかけカツ丼、新潟洋風カツ丼はメニューに無く、ランク外の石川金沢カツカレーが入っています。 

こうしてみると、謎は一部解明されましたが、解けない謎は深まるばかり。 
ちなみにこのカツ丼企画、生命栄養科学科科の『どんぶり選手権』に端を発しているに違いない!と思うのは我田引水でしょうか?
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by seimei-eiyou | 2013-02-10 01:45 | 食と健康 | Comments(0)

お正月にお茶を飲む理由

下の記事、『大福茶』の追伸

今年も気温の急低下とともに、インフルエンザが大流行しているというニュースが年末に流れていました。 風邪を引きやすい方は、マスクをしたり、手洗いをしたりと、あの手この手で気をつけられていることと思います。 

ところで、「お茶でうがいをすると風邪を引きにくい!」という話をお聞きになったことはありませんか? 中には試された方もいらっしゃると思います。 私は、お茶でうがいをするなんて、食べ物を粗末にするようで気が引けます。

また、毎日緑茶を飲むと風邪を引きにくいという話もあります。 あれって迷信かと思ったら、ちゃんと疫学的な調査をしてお茶の効用を確かめた研究があったりします。 しかし、緑茶がインフルエンザ予防に効くといっても、その仕組みがわからないと、どうも信憑性がないような気がしていました。

それが・・・

お正月、時間があるので論文を見ていたら、緑茶に含まれるポリフェノール類などが、マクロファージの食作用やTollライクリセプターを活性化させて自然免疫を賦活化し、感染症に対する抵抗力が上がるという研究がありました。 うーん、こういうデータがあるのなら、あながち嘘ではないかも。

ということで、今年のお正月はいつもより積極的にお茶を飲んでいます。 特に体の弱い方や受験生の方、冷え性の方にはおすすめかもしれません。

ちなみに、私はほとんど風邪を引かないのですが(何とかは何とかと言うアレです)、自然免疫能が上がるのであれば何かと便利。 お茶を飲まない理由は見当たりません。



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by seimei-eiyou | 2013-01-05 00:15 | 食と健康 | Comments(0)

大福茶

新年おめでとうございます。

今年の冬は本当に寒い。
地球温暖化といわれるのに、近年ますます冬の寒さが身にしみるようになりました。 これってやはり、年のせい。  

さて、そんな寒い季節にはお茶が一番です。 京都では、新年若水でたてた煎茶に、梅や昆布を入れて飲む『大福茶』、『大服茶』というものがあります。 学生時代、宇治で大きな茶舗の茶倉庫に間借りしていたことを思い出しました。

我が家ではそこまではこらず、寺町二条上ル(京都、中京)にある『一保堂』さんの『大福茶』をたしなんでいます。 ちなみにこのお茶、「だいふくちゃ」ではなく「おおぶくちゃ」と読みます。 番茶にもち米玄米を混ぜたお茶です。

もともとは王が服するお茶ということで「王服茶」。 それが「大福茶」に転じたそうで、お正月に飲むと福が来たるのだそうです。 福が来ればいいなと、あまり高望みせずにお茶をいただく毎日です。

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PS 昨年はマンナンヒカリを使ったおむすびと、檸檬と白餡のパイという2つの福山大学コラボ商品が世に出ました。 これって、福山大学にとって画期的な出来事、画期的な1年だったのではないかと思います。 さて、2013年には何が出るか。 今のところ計画はありません。 

もしかして、「大福茶」ならぬ「福大茶」などいかがでしょう? 
お正月に飲むと福が来たるかも。
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by seimei-eiyou | 2013-01-04 16:14 | 食と健康 | Comments(2)

エキストラバージン

我が家ではよくオリーブオイルを使います。

オリーブオイルと言えば、エキストラバージンです。 あの独特の香りが好きで、サラダをはじめとして色々な料理にかけます。

ただ、スーパーで売っている安物のエキストラバージンオイルは香りも悪く、「こりゃ本物じゃないな!」とうすうす感じていました。 一方、高いエキストラバージンはものすごく高く、とても手が出ません。 そこで、スペインかイタリア産の、名のあるメーカーのお手頃価格のものを買ってそれなりに満足していました。  この本を見るまでは・・・

エキストラバージンの嘘と真実  ~スキャンダルにまみれたオリーブオイルの世界』 (トム・ミューラー著、日経BP社)   

この本によると、オリーブオイルは産地偽装、安いオイルの混入、補助金の不正などスキャンダルに満ちているとの事。 こうなったら、いつか一度絞りたてのエキストラバージンオイルを味わってみたいと思います。

いや、かえってやぶ蛇か? 知らずに低品質(低価格)のオイルで満足していた方が幸せかも。
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by seimei-eiyou | 2012-12-04 21:17 | 食と健康 | Comments(0)

クリーム大福

お土産にもらった『クリーム大福』がとてもおいしい!
外はフワフワの求肥?、中層にイチゴ風味?の餡、中心にクリームが入っています(3層構造か?)。 

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お饅頭などの中に、あんこなどを包み込んで包餡成形する食品機械を包餡機(ほうあんき)と言います。 一般のご家庭では(というか、どこの家庭でも)、めったにお目にかかれない装置です。

最近の包餡機は進んでいて、人の手では包むことができないデリケートなものでも、機械なら成形できるのだそうです。 食品機械は、作っている方のアイデアと熱意によって面白いものがたくさんあり、見ていて飽きません(人によりますが・・・)。

PS 餡といえば、ヤマザキパン・福大コラボの『檸檬と白餡のパイ』は売れているのでしょうか? 先日ストアに並んでいるのを見かけました。 眺めていたら、お客さんが色々見比べて結局ラタトゥイユパンをかごに入れました。 

「負けた!」 

そのお客さんが去った後、福大パイが少しだけ目立つ様に並べ替えておきました。 

上の包餡機ではありませんが、『福大 大福』ってのがあれば買ってみたいと思います。


 
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by seimei-eiyou | 2012-11-10 12:53 | 食と健康 | Comments(0)

ビジネスマンと糖尿病

このすぐ下の記事、『血糖値の上昇を抑えるコメ』の記事を、卒業生のH君が読んでくれたそうです。 久しぶりにメールを頂きました。

さて本学科の平松先生は糖尿病が専門のベテラン臨床管理栄養士で、いつも糖尿病のお話しを・・・、面白くではないですね、戦々恐々と聞かせて頂いております。 聞けば聞くほど糖尿病は恐い病気です。 しかも身近。 ご家族、ご親戚、お知り合いの中で糖尿病患者がいない方は希ではないでしょうか。

糖尿病は自覚症状もなく静かに始まり、運が悪いと失明、手足の壊死・切断、透析などに進行します。 日本人の場合、ある程度の年齢になると糖尿病に対する警戒は怠れません。 働き盛りと糖尿病については、「日経トレンディー」の連載『知らないと損する! ビジネスパーソンのマズイ病気』ほかが参考になります。

糖尿って、本当に恐いですね。
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パープルにライトアップされた18号館生命栄養科学科

PS さて、上の方に出てきました卒業生のH君ですが、井ノ内先生の研究室でコメ・デンプンの研究にいそしみ、学位(博士 工学)を取得しました。 現在は厚木にあるインテリジェント・センサーテクノロジーという会社で働いており、文字通り世界を股にかけて活躍しています(学生時代は、方向音痴だったのだが)。

この会社は、九州大学の都甲先生の技術を利用して、ユニークな味覚センサーを作っています。 味覚センサーにはほかにどの様なものがあるのか知りませんが、おそらく世界でも唯一無二の装置だと思います。 10月と11月に『戦略的商品開発 イノベーションセミナー2011』というのがあるそうなので、食品・農畜産関係業界ほかの方で、ご興味の方はお立ち寄り下さい!、と宣伝しておけばいいですか? H君!
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by seimei-eiyou | 2011-10-14 12:54 | 食と健康 | Comments(0)