第4回 市民フォーラム

平成21年11月28日(土)、福山大学社会連携研究推進センターにおいて市民フォーラム「食と健康のライフサイエンス」が開催されました。 全4回シリーズの最終回となる今回のテーマは「がん予防と食品」です。
新型インフルエンザの影響を心配していましたが、100名程度の市民の皆様にご参加いただきました。
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まず初めは生命栄養科学科の菊田安至教授が「発がん性物質と食品」と題して講演を行いました。がんの定義や、発生のメカニズム、また発がん性の試験の実際など、専門的な内容で、詳細にメモを取られる参加者の方も多くいらっしゃいました。
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続いて同じく生命栄養科学科の木村安美准教授が「がん予防と食生活」と題して、栄養疫学に基づいたがん予防のための食生活について講演を行いました。がん予防に役立つと言われる栄養素や食品が、疫学的にはどの程度根拠があるかということなどが、海外の研究報告を交えながら紹介されました。
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講演終了後に、市民フォーラムの全4回に参加された12名の方に修了証書をお渡ししました。
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地域への情報発信の場となることを願い、生命栄養科学科では次年度も市民フォーラムを継続していく予定です。これまでに皆様からお寄せいただいたご意見を参考にテーマを選定し、食と健康に関する最新の情報をお伝えしていきたいと思っています。今後の予定は随時、ホームページ等でご案内していきますので、次年度も皆様のご参加をお待ちしております。
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by seimei-eiyou | 2009-11-30 13:02 | 行事 | Comments(0)

平成21年11月28日(土)岡山龍谷高等学校(普通科進学教養コース)の1・2年生16名が生命栄養科学科に見学にいらっしゃいました。予定時間は約2時間と十分にありましたので、学科紹介や施設見学だけでなく、米粉パン作りを体験していただきました。

まずは米粉パン作り。石井先生による講義の後、(時間の関係であらかじめ用意していた)生地を思い思いの形に成形してもらいました。ハート型に魚型、焼き上がりが楽しみです。
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木村先生による生命栄養科学科の説明です。
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給食実習室などの施設見学の後、三色食品群をテーマにした子供向けの食育クラフト作りに挑戦してもらいました。

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最後に焼きたて米粉パンの試食をしていただき、本日の日程は終了です。
栄養士・管理栄養士が様々な分野で活躍していること、また大学での勉強も調理学から生化学、病気のことなど、とても幅広いことが解っていただけましたでしょうか。この分野に少しでも興味を持っていただければ嬉しく思います。
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by seimei-eiyou | 2009-11-30 12:57 | その他 | Comments(0)

c0166720_20393093.jpg本日、森永生科学研究所 専務取締役 本庄 勉 先生による第21回グリーンサイエンスセミナーが栄養教育実習室にて開催されました。 その様子です。

免疫のお話しかと思っていたら、内容は主に食品アレルギーとその原因となる特定原材料物質の測定の話で、食品関係の方にも楽しめる内容でした。

免疫学的測定とは抗原抗体反応を利用した測定方法で、インフルエンザの検査などに広く利用されています。 抗原(インフルエンザウイルスなど、測定したい物)と特異的に結合する蛋白質(抗体)の性質(特異性)を利用しています。

この方法の利点は比較的特異性が高く(目的物質だけを測定できる性質)、機器を使った分析よりも操作が簡便で低コスト、定量性も比較的高く、多くの検体を一度に分析するのに適していることです。 先生は、この方法を使った食品分析キットを多数開発されてきました。

この背景には、最近の食品分析のトレンドが変わってきたことがあげられるそうです。 つまり、古典的な食品分析では食品に含まれる栄養成分や毒性物質を測っていればよかったのですが、最近の食品分析では主に次の3点が対象になるそうです。

1)遺伝子組換え作物(GM)
2)狂牛病(BSE)
3)アレルギーを引き起こす特定原材料物質

わかりやすく言うと、昔はパンに含まれる蛋白質の量を測っていたのが、今ではパンにどれぐらい卵が含まれているのか測るようになりました。 これは古典的な食品分析手法では困難で、免疫学的測定やリアルタイムPCRなどが必要になります。

c0166720_20404948.jpg免疫学的測定法を環境や食品分野に応用するには多くの解決すべき問題があります。 例えば血液を分析する場合、誰の血液でもそんなに組成や状態に変わりがないのに対して、食品は組成や状況もバラバラで、しかも通常様々な加工(調理)工程を経ているため、検体・試料にあわせた前処理の工程が必要です。 その辺の苦労話を色々とお聞かせ頂きました。

最後に、食品アレルギー自体の変化についてもお話されました。 まず食物アレルギーというと鶏卵、牛乳、次にそば、小麦粉、エビ、かになどを思い浮かべるのですが、最近はキウイやバナナのアレルギーが増えているそうです。 これらの果物が大量に食べられるようになったのはこの2、30年のことで、消費が増えればそれだけアレルギーの発症も増えるそうです。 バナナでは、アナフィラキシーショックをおこす方もいらっしゃるようです。 そう言えばバナナダイエットというのもありましたね。

正確な値ではありませんが、3歳児の約10%が食物アレルギーの可能性があり、アレルギー原を特定して適切な食事制限をすれば、だんだんアレルギーはおさまるそうです。 



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その他に、本日は卒業生や先輩を交えて、3年生のための就職体験懇話会が行われました。
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by seimei-eiyou | 2009-11-27 20:46 | 出来事 | Comments(0)

秋の1日

今日は快晴の1日でした。
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屋外喫煙所に集まってきた男子学生。 自然の中で吸うたばこは美味しいのでしょうか。 それにしても、喫煙者には厳しい世の中になりました。 さらにタバコ一箱600円になるのでしょうか。

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生命栄養科学科横の斜面にある遊歩道はドングリの宝庫です。 昔はよくどんぐり拾いをしました。 トトロがいたら、きっとここでドングリを拾ったことでしょう。

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遊歩道を上がり切ったところ、記念館(写真の左側)へと続く道です。 まるでバルビゾン派の絵画のようです。

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紅葉の間から見える青空です。 今年は暖冬だと天気予報は言ってました。 そうなればいいですね。 地球温暖化が叫ばれていますが、寒冷化するよりはまだましです。
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by seimei-eiyou | 2009-11-26 21:39 | その他 | Comments(0)

おみやげ

出張に行くと、時々クラスにお土産を買って帰ります。

授業が終わったあと、「先日、南フランス(ウソです!)に行ったお土産です。 皆さん一つづつ取って下さい。」と言うと学生さんは大喜び。 毎月頂いているお給料の多くは学生さんからの学納金ですので、学生さんにお土産を買ったからと言って罰は当たらないでしょう。

ただ喜ぶのも最初の数回。 そのうち顔を見るたびに「先生、おみやげは?」とか、「私アレ食べたい。 今度絶対買ってきて。」とか、段々横柄な輩が出現します。 慣れというのは恐ろしく、人間の欲望にはきりがありません。 

その点社会で揉まれている卒業生はよく心得ています。 「在学中はお世話になりました。 これ、みなさんでどうぞ。」などと、お土産持参で訪ねてきてくれる卒業生がおられます。 それにしても「在学中はお世話なりました。」という言葉は身につまされます。 正直な話、お世話してないばかりか障害になった可能性も多々あります。 そのへん、計算づくの発言だとするとただただ頭を垂れるしかありませんが、そんなイヤミなことを言う卒業生はいませんねえ。

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さて、先日は東京からわざわざKさんが訪ねてきてれくました。 写真はお土産に頂いた“ヴーヴクリコ”です。 シャンパンなんて、何か特別なことでもない限りまず自分では買いません。 年末年始を控えていますので、クリスマスかお正月に頂きたいと思います。 シャンパンは和食にもよくあいます。

PS 今回紹介したシャンパンはシャンパーニュ地方、前回紹介したボジョレーはボジョレー地方で作られます。 この2つの地方は、フランス国内で今でもワイン用ブドウの手摘みにこだわる2大産地です。 ブドウの手摘みには多くの人手が必要です。 重労働で体を痛める人が多いので、これまでは主に外国人季節労働者によって担われていました。 ところが今年は不況のため、フランス人失業者がどっと面接に押し寄せたそうです。 こういった所にも世界的な不況を感じます。

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庭に咲いていたバラを食卓に並べてみました。 みんな種類が違います。
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by seimei-eiyou | 2009-11-25 18:37 | その他 | Comments(0)

アジアとワイン

前回はバイオマスアジアのお話をしました。 今回はその続きです。

ワークショップのあとY先生に連れられボジョレ・ヌーボーを飲みにいった学生さんに、「どうだった?」と聞いたところ、「ワインも料理もすごく美味しかった。」とのこと。 少々うらやましく感じました。 今年のボジョレ・ヌーボーは天候に恵まれ、卓越したヴィンテージイヤアーだそうですので、近くのお店に物色に出かけることにしました。

c0166720_1894331.jpgご承知だとは思いますが、ボジョレ・ヌーボーとはボジョレ地区でできた新酒(ヌーボー)のことで、新酒にもかかわらず酸味、渋みが控えめで口当たりがよく、フルーティーな軽めのワインです。 毎年11月の第3木曜日の午前零時に解禁になり、各地でカウントダウンが行われます。 「今年もぶどうが実り、ワインができた!」ことを感謝していただくものですね。

さて何軒かお店を回ったところ、かつての猫も杓子もボジョレ・ヌーボーといった趣はすでに過去のもので、仕入れも絞られ1店舗あたりの入荷量も少ないようです。 これも不況の影響かもしれません。 しかし世界中がこのようにひっそりとしているわけではありません。 たとえばアジアでは中国(香港を含む)が大変なワインブームです。

中国では経済成長と食の国際化に伴いワインの消費もうなぎのぼりで、数年後にはアジア最大の消費国の座を日本から奪い取るでしょう。 一方消費だけではなく、アジアにおけるワインの生産量も増加しています。 たとえば中国国内の500を越える生産者が生産するワインは、すでにフランス・ボルドーの生産量に匹敵するそうです。 またインドやタイなど暑い地域でもワインの生産が始まっています。

ワイン作りには高温と多雨が大敵です。 これまでタイのような東南アジアの国々では良質のワインを作ることはできないというのが常識でした。 それを可能にしているのは、発酵層の温度を厳密に管理できる近代的な生産技術です。 ぶどうは、南フランスやオーストラリアで栽培されるシラー等の品種が使用されますので、力強くてスパイシーなワインだと想像されます。 これを世界で人気のタイ料理にあわせて流通に載せる計画だとか。

あのホットなタイ料理にワインがあうのかなという気がしないでもありませんが、ワインの世界にも国際化の波が押し寄せ、アジアでも新しい可能性が芽吹いていると感じます。 これはある意味、アジアにおけるバイオマス利用の一形態です。
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by seimei-eiyou | 2009-11-24 18:12 | その他 | Comments(0)

バイオマス アジア

c0166720_9293864.jpgホテルグランヴィア広島で開催されました「第6回 バイオマス アジアワークショップ」に大学院生のMさんと参加しました。

専門が少し違う会合に出席したのは、1年半前に卒業し、現在(独)産業技術総合研究所にいるWさんが「英語でポスター発表するから来ませんか?」と彼女の上司(筆者の先輩)からお誘いを受けたためです。 1時間目の授業を終えて広島に向け出発しました。



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バイオマスとはいわば生物体そのもののことで、これを酵素や微生物で処理してエタノールやディーゼル油にしたものがいわゆるバイオ燃料です。 この会合にははじめての出席で、いったいどんな発表が行われ、どんな議論がなされているのか全く予備知識がありません。 何となくバイオ燃料の製造技術や、流通、インフラ整備など技術的なことが中心かと思っていたら、口頭発表の内容はかなり予想とは違っていました。

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たとえばアメリカならバイオ燃料のお話は単純です。 ビジネスとして勝てるかどうか、そういったシンプルな考え方で捕らえることができます。 日本では化石燃料資源の枯渇対策とか、鳩山内閣が掲げる二酸化炭素排出量の削減といった生き残り、環境面からバイオマスを捕らえます。 一方アジアでは状況が多様で複雑です。

一口にアジアといっても、中国、ベトナムやタイなどのアジア大陸国家、インドネシアなどの島国など国も地理的条件、植生、気候、利用できるバイオマスの種類など多種多様です。 同じ国の中でも地方々々や村々で状況が違い、貧困や社会不安、政情の不安定、インフラの未整備など共通したローカルな問題点を持っています。 こういった諸問題をバイオマスの有効活用で解決しよう、そのためのフレームワークを構築しようという政策的な提言が口頭発表では多くありました。 あるプレセンターの“Global Technology for Local Solution (世界のどこでも通用する技術を使って、地域の諸問題を解決しよう)”という言葉が印象に残りました。

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タイ、マレーシア、中国、日本のパネリスト。

さて卒業生の発表は、ウォータージェットを使ってセルロースやキチンを超微粒子に粉砕し、酵素消化の前処理に使おうというものです。 詳しいことは書きませんが、とてもユニークでかつ簡単、ローコストな方法で、多くの注目を集めていました。 お客さんがひっきりなしです。

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聞くと英語の要旨も、英語のポスターも全部自分で作ったとのこと。 学生時代には英語の絵の字も使えなかったのに、わずか1年少しで外国人とも片言でコミュニケーションできるようになっていました。 やはり環境は成長に重要だと再認識しました。 
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全体を通じて、日本人に比べてアジアからの参加者が元気です。 皆さん自信に溢れているというか、数々の困難はあるものの明るい将来を見据えているという印象を持ちました。 日本はまじめな話、うかうかできません。 英語が自由に使え、国際的にリーダーシップがとれる人材を育てていかないと、将来埋没の恐れがあります。 
 ということで、最初は少し場違いな感じもしましたが、収穫のある会合でした。 

PS この会合は農林水産省、産業経済省、産業技術総合研究所、東京大学、広島大学などが主催するもので、運営費にもかなりお金がかかっています。 講演には同時通訳がつきますが、この費用、1時間当たり100万円が相場だそうです。 もちろん本番の前に長時間の準備や打ち合わせがありますので、一概にとんでもない金額とは言えないようです。 それにしても1時間100万円とは。

PS2 広島から帰ってくると、JR松永駅から大学に向かうスクールバスがありません。 どうしようなと思っていると、足は勝手に大学目指して歩き出しましたので、その足に乗っかって大学まで歩いて帰ってきました。 暗くて地面も見えない夜道を歩くこと32分。 残念ながら30分の壁を切ることができません。 それにしてもいったい何キロあるんでしょう。 寒空の下、ポカポカになりました。

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お昼に食べたお好み焼きは、恐らくすべて運動エネルギーに消えました。

私が夜道を歩いていた頃、WさんとMさんはさる大先生のお伴でボジョレ・ヌーボーを飲みに行ったそうです。 こちらはブドウ果汁というバイオマスから作った高級なヒト用バイオ燃料です。 
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by seimei-eiyou | 2009-11-20 10:22 | サイエンス | Comments(2)

平成21年10月31日(土)午前10時から、福山大学駅前キャンパス 宮地茂記念館で開催されました「集まれ!理系女子 第1回女子生徒による科学研究発表交流会」の模様が、(独)科学技術振興機構のサイエンス・ニュース・ネットワーク(SNN)で紹介されていると、ノートルダム清心女子高等学校の秋山先生からご連絡がありました。

ご興味の方はこちらをご覧下さい。

過去の記事はこちら

当日は200人以上が集合し、大変な熱気だったと里内学部長からお聞きしています。 
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by seimei-eiyou | 2009-11-19 13:11 | その他 | Comments(0)

そろそろ2年生のフードシステムマネージメント(給食経営管理)実習が始まります。
担当は石井先生ほかです。

大量調理場と実習食堂は、生命栄養科学科のある18号館隣の、96mのウナギの寝床のような細長い建物(28号館)にあります。 この28号館は斜面に浮くように建っており、18号館とは橋で繋がっています。 このたび、その橋に向かう回廊に屋根がつきました。

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これまで大量調理室入口に至る通路は吹きっさらしで、雨が降ると傘をささなければなりませんでした。 これで雨の日の給食実習も快適でしょう。 食材の搬入も楽になりました。

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こちらは回廊の屋根を通して眺めた18号館の偉容です(?)。 青い空に白い雲、白亜の18号館は建設当時のまま・・・というわけには行かず、さすがに20年の歳月は残酷です。 

さらに実習食堂のシャワーシンク(食器返却口)にシャッターもつきました。 
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          こちらはシャッターを閉める前。

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          こちらは閉めた後。

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          こちらは半開き状態です。 何だか本物の食堂のようになりました。 
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by seimei-eiyou | 2009-11-18 15:07 | 実験・実習・授業 | Comments(0)

c0166720_20462691.jpg表題の意味がよくわかりませんね。 

一応、「ニワトリが先か たまごが先か」をもじったつもりなのですが、「ちっとももじれてない!」、「意味わかんない!」と言われても、返す言葉がありません。

さて、先日の山中伸弥先生の記事でも少し触れましたが、人間が健康でいられたり、あるいは病気にかかったりする原因には、遺伝的な要因や環境的な要因があります。 この中で遺伝的な要因については、病気に関与する遺伝子などが多数突き止められています。 

一方環境因子についてもすいぶん研究されており、大気や水、土壌などの環境汚染と人体への影響について多くの研究があります。 これらの研究を通じて、遺伝と環境の境界に位置し、健康や病気と大きく関わっている分野の存在が明らかになってきました。 その分野とはエピゲノムです。

エピゲノムとは、環境的な要因によって遺伝子の発現が制御される現象です。 遺伝子DNAの特定の塩基がメチル化(メチル基[-CH3]の付加)されたり、DNAの糸巻きの核となる蛋白質であるヒストンがアセチル化(アセチル基[CH3CO-]の付加)される事により、遺伝子の発現が抑制されたり、促進されたりします。

さて、ここで出てくる環境的な要因とは何でしょう。 色々ありますが一番大きいのは食生活や生活習慣だと考えられます。 つまり食べ物や生活習慣によって、遺伝子配列は変化しないものの、遺伝子やヒストンに変な物が付加する事により、いつも動いている遺伝子が動かなくなったり、思っても見ない遺伝子が動き出したりして健康に影響を与えます。

東京大学先端科学技術研究センター 代謝医学分野 酒井寿郎教授がマウスを使って研究したところ、肥満や生活習慣病が個別の遺伝子の異常ではなく、エピゲノムの異常によって発症しうることが明らかになりました。 この詳しいメカニズムは省略します。 ご興味の方はこちらをご覧下さい(そんなに詳しくないけど)。

今後、エピゲノムの異常がどのような環境要因で引き起こされるのか明らかにすることができれば、肥満や生活習慣病を予防するライスタイルが提案できるとともに、肥満や生活習慣病を招くエピゲノムを抑える医薬品の開発が期待できそうです。
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by seimei-eiyou | 2009-11-16 20:48 | その他 | Comments(0)