2009年 学科10大ニュース

年末ですので、今年の生命栄養科学科10大ニュースをお届けしましょう。

と言っても、それほど重大なニュースはおこりませんでしたし、10個に限るのもなんですので、本ブログを読み返しながらズルズルと回顧してみたいと思います。049.gif

まずは政権交代です。 自民党から民主党への政権交代がどうして学科ニュースなのかと思われたかもしれませんが、そんな大それたものではなく、単に学科主任の交代です。 生命栄養科学科も2年目となり、これまで生命工学部長と生命栄養科学科・応用生物科学科主任を兼任されていた里内教授から、4月に着任された渕上教授へと学科主任が交代しました。 

これに関連しますが、学科設置2年目となり、多くの先生が着任され学科の陣容が固まってきました。 今年着任された先生は、渕上教授、石崎、平松、木村准教授などです。 着任後まだ9ヶ月ですが、ずっと昔からいらっしゃったような気がします。 それだけ学科になじんでおられるということでしょうか。 これらの先生の着任と学年進行のため、倉掛教授による事業仕分けならぬ授業仕分けが行われました。

次は市民フォーラムです。 1月に平成20年度の市民フォーラムが行われ、6月からは4回連続の生命栄養科学科「市民フォーラム」が開催されました。 この市民フォーラムは、学科教員と外部からお招きした講師の先生による講演会に、健康相談や体組成測定などを組み合わせたものです。 毎回100名近い参加者を集める人気企画で、来年度も引き続き開催する予定です。 ちょっとネタ切れが心配。 体験学習なども含めてバリエーションを持たせていきたいと計画しています。030.gif

4つめは、入学式新入生合宿オリエンテーションでしょうか。 今年の新入生は生命栄養科学科第2期生になります。 入学式は桜の咲き誇るキャンパスで行われ、引き続き一泊二日の新入生合宿オリエンショーンが行われました。 夜の部には在校生の飛び入り余興もあり、ずいぶん親睦がはかれたと思います。

新入生と言えば、今年を象徴する漢字は「新」でしたね。 新政権や新型インフルエンザの「新」です。 新型は、最初とんでもない猛毒ウイルスというふれこみでしたが、いまやすっかり普通になってしまいました。 学科でも研究室でも新型インフルエンザに罹った学生さんが出ました。 一方、教員でインフルエンザに罹った人は聞きません。 どういう事でしょうか? それはさておき、今後本命の致死率の高い新型インフルエンザが流行する可能性は十分にあります。 今回の流行を教訓に、監視体制を怠らないことが肝心です。

慶事としては、井ノ内教授の日本応用糖質科学会 学会賞受賞があげられます。 受賞題目は「米を中心とする穀物胚乳澱粉の構造と物性に関する研究」です。 井ノ内先生は本件について福山大学学報(2009. 12. 10, vol. 122)に寄稿されています。 それによると、これまで本学には4名の同賞受賞者が在籍されており(小巻利章教授、不破英次教授、廣海啓太郎教授、山本武彦教授、いずれも故人)、井ノ内教授は5人目となります。

楽しい話題としては、学園祭・三蔵祭とホームカミングデーがあります。 大学祭期間中はこれまでの多くの卒業生が遊びに来てくれていましたが、今年は初めての試みとしてホームカミングデーが開催されました。 ホームカミングデーについては、上記学報の特集記事にもなっています。 大学祭と言えば忘れてならないのは、生命栄養科学科2年生が中心になって出店した大学祭模擬店で、「はしまき」がグランプリに輝いたことです。 栄養学科生による手作り感が評価されたようで、経営的にもうまくいったと聞いています。065.gif065.gif065.gif

栄養学科2年生と言えば、後期にフードシステムマネージメント実習が始まり、初めて学科の大量調理実習室が稼働しました。 給食実習ですね。 12月に2回給食が供され、学科だけでなく事務職員や理事長までおこしになってみんなで給食を食べました。 第1回目は和食、2回目はクリスマス料理で、回が進むごとに着実にレベルアップしているなと感じました。 来年はどんな料理が出てくるのか楽しみです。

もういくつ紹介したでしょうか。 引き続き、学科内外の行事を紹介しましょう。 まずは高大連携活動でしょうか。 毎年多くの高校生が大学を訪れます。 今年学科に来られたのは、銀河学園高校、龍谷高校、ノートルダム清心女子高校ほかです。 プログラムは、だいたい模擬講義と実習を組み合わせたもので、学科の性質上食べ物と健康に関する話題が中心になります。

講演会や体験実験は生命工学部3学科連携でも積極的に行っており、公開授業や楽しいバイオ実験が開催されました。 また、「尾道ふれあいの里」とタイアップして、食事と講演会を組み合わせた「食と健康セミナー」を同施設で開催しました。 これは初の試みです。 また、「低栄養の栄養管理」や「質問力で磨く栄養指導」などの講演会も行いました。 また「産業交流展」や「健康ふくやま21」へも出展しました。

もうそろそろ佳境ですね。 残り僅かです。 思いつくままに挙げると、オープンキャンパススポーツ大会そうめん流し、そして最後に日食でしょうか。 004.gif

こうしてみると取り立てて何もなかったようで、結構色々ありました。 あっという間に1年が過ぎ、瞬く間に新年が始まります。 

ではみなさん、本年は大変お世話になりました。 
また新年もよろしくお願いいたします。 
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by seimei-eiyou | 2009-12-29 12:10 | 出来事 | Comments(0)

生命科学公開講演会

 クリスマスも終わった先週の土曜日に、岡山県高等学校教育研究会・理科部会・生物分科会(簡単に言うと、岡山県の高校生物の先生の勉強会)に参加してきました。この講演会は今年で5回目になるそうで、生命工学部の教員が毎年講師を務めています。今回は、生物工学科の秦野先生が「微生物のパワーでジェット機を飛ばす!?」、生命栄養科学科の石﨑先生が「高校スポーツ選手の栄養管理」という題目で、それぞれ講演を勤めました。20名以上の参加者いましたが、高校先生の前で話をするのは少し緊張している様子でした。
 秦野先生の講演は題名だけ見ていると、微生物が力を合せて飛行機の羽を回している(アンパンマンで見たことがあるような?)みたいに思えますが、実際はジェット燃料を作り出すことができる微生物の育種の話でした。一方、石﨑先生は、これまでの運動選手に対する栄養指導の経験やデータを基に、高校アスリートの食生活についてのお話でした。両講演とも、“実に興味深い”027.gif内容でしたが、時間が限られていて少し残念でした。
 講演会の後は「座談会」があり、新しい学習指導要領についても話し合われました。生物の新しいカリキュラムでは、大幅な変更が行われるため、これを教える高校の先生も大変そうです。学問的に言えば、現代の生物学に合せる形での改定ですが、分子生物学の色彩が強く、そんな科目を学生時代には全く習ったことが無いベテラン教員にはちょっと大変かもしれません。そんな中で、私は大学に与える影響ばかり考えていて、高校の先生方の討論にはほとんど参加できませんでした。

By KY
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by seimei-eiyou | 2009-12-28 17:35 | 出来事 | Comments(0)

クリスマス

1年で一番好きなクリスマスが終わってしまいました。 あとはけだるいお正月かと思うとちょっと憂鬱です。
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さて前回のカレーうどんによるクリスマスパーティーがあまりにも場違いなので、ちゃんとクリスマスケーキを用意してクリスマスパーティーを開きました。

ケーキは大学院生のS君があらかじめ予約してくれていました。 学生さんは、売れ残って投げ売りされたケーキを買い叩こうなどと言う不埒な気持ちはさらさら無いようで、立派です。 

売れ残ったケーキと言えば・・・余談になりますが、小学生の頃冬休みになるとお菓子屋さんをやっているおばさんの家に行ってお手伝いするのが楽しみでした。 あのころは社会全体に活気がみなぎっており、クリスマスケーキが飛ぶように売れていくのを見るのが面白かったのです。 
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調子に乗って仕入れすぎ、売れ残ってしまったケーキは近くの施設に寄付していました。 その施設に行くと、食べきれないほどのクリスマスケーキの箱が山積みになっていて、処理するのに困っておられた記憶があります。 あのケーキの山はどうなったのでしょうか。 クリスマスが開けた朝のクリスマスケーキは、どうしてあんなに輝きを失ってしまうのか、寂しい気持ちが今でも心をよぎります。

PS 先日友達のマレーシア人が日本で開催された学会に出席したついでに我が家に遊びに来ました。 その時に、お土産にと頂いたのがこれです。
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「澱粉に興味があるだろう」とのことで、さごヤシのスナック菓子をくれました。 箱には茶色のスナック菓子の絵があったので、中を開けてビックリ。 鮮やかな緑色。 箱の絵と全然違うじゃん! 日本ではありえないことです(マレーシアではお菓子は原色らしい・・・)。 一口大の大きさを想定していたところ、なんとハガキ大です。 しかもその緑のハガキが割れてバラバラ。

袋を開けるとまたビックリ。 さごやシスナックだから軽い塩味かなと思ったら、袋を開けた瞬間に強いココナッツの香り。 食べてみると結構甘いです。 製法を想像するに、さごヤシ粉を水に溶いて緑色の色素、ココナッツパウダー、砂糖、つなぎに卵を入れて鉄板で焼き、焼けたら適当に割って袋に詰めます、とこんな感じでしょうか。 

味は、この製法から想像される味を忠実に再現しています。 いえ、決してまずくはありません。 どちらかと言えば微妙です。 何を食べても美味しいという井ノ内先生もビミョーと言っていました。 それにしても、最終的なこだわりに対する彼我の違いを再認識させるマレーシアのお菓子でした。  
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by seimei-eiyou | 2009-12-26 12:21 | その他 | Comments(0)

クリスマスパーティー

c0166720_13243049.jpg研究室でクリスマスパーティーをしました。 クリスマスランチは、カレーうどんです!

前日から仕込んだ食材を大鍋で煮込んでいきます。 と言ってもそんなに本格的なものではなく、なるべく安い食材でお腹いっぱいになるのが優先で、味や栄養は二の次です。



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とはいえ、結構美味しそうにできあがりました。 お肉は鶏肉、野菜タップリです。 ちょっととろみが足りないか。
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うどんは、かつてこの道を志したK君が担当してくれました。 本来は来年からこの道のプロになるはずのI君が担当するはずだったのですが、どうやらカレーうどんが嫌いみたいです。
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グルメMさんが味見をして、みんなで食べます。 先週は強烈な寒波が西日本に南下し、厳しい寒さでした。 みんなでカレーうどんをすするとマジ暖まります。 窓の外には小雪が舞っていました。

お借りしていたピーラーを桒田先生に返しに行き、カレーうどんパーティーの話をすると、「カロリーオーバーですね。」と言われました。 スレンダーな体型を誇る桒田先生にとっては、何でもカロリーオーバーです。 
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でもよく考えてみると、カレーうどんの他にご飯も炊いていて、余ったカレーをカレーライスにして食べました。 また、飲み物は大瓶のソフトドリンク、デザートはチーズバームクーヘンでしたので、これではカロリーオーバーといわれても申し開きができません。 恐れ入りました。 満腹で動けません。

それにしても、これだけ食べて食材に1人2~300円しかかっていないとは、学生さんの格安食材仕入れ能力はあなどれません。
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PS パーティーの途中で、「でも、なんでクリスマスパーティーにカレーうどん?」と誰かが素朴な疑問の声を上げると、「それは先生がカレーうどんを食べたい、って言ったから。」 その通りです、確かに私はそう言いました。 ただ、クリスマスパーティーにカレーうどんを食べたいとは言わなかったような・・・
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by seimei-eiyou | 2009-12-25 13:31 | 出来事 | Comments(0)

本日(平成21年12月21日)午後4時から、栄養教育実習室で第22回グリーンサイエンスセミナーが開催されました。 今回は講師に神戸大学農学部の金沢和樹先生をお招きし、「機能性食品の研究開発戦略」という題でご講演いただきました。 講演が始まってみると「食品機能性物質の探索戦略」というような題で、ポリフェノール類を中心とした食品機能性分子に関するお話しでした。 聴衆は学生さんが多かったためか、基礎的な話からはじめて、わかりやすくお話しになりました。 

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炭水化物、脂質、タンパク質など、エネルギーになりATPを生み出す栄養素以外に、食べ物の中には非栄養素というべき物がたくさん含まれます。 その中には健康の維持増進に関わる物質がたくさんあるというのが導入部です。 今回のお話しの中心になったポリフェノール類はごくありふれた物質なので、体は強い排泄能力を持っていて、いくら食べても血中に入る量がごく限られる安全な異物である、ということを逆手に取り、そこからいかに食品機能性成分を探し出して食品開発を進めるかという戦略のお話しでした。

c0166720_2061295.jpgお話は多岐にわたりスピードも速かったので、私のような専門外の人にはフォローしきれなかった部分もありました。 とは言え、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインは腸内細菌によって変換されて初めて活性型になるため、腸内細菌叢(そう、腸内フローラ)の個人差によって効果にばらつきが出る等のお話しを面白く聞かせて頂きました。

最後は機能性食品開発戦略についてでした。 食品に含まれる物質を網羅的に分析し、まず化学構造により分類します。 そこから作用標的を絞り、試験して同定し、作用機構を解明してヒトで実証試験を行う、ざっとこんな感じだったと思います。 そんなにうまくいくのかなという気もしないではありませんが、戦略を立て方法論を確立することは大切だと思いました。

ということで、平成21年最後のグリーンサイエンスセミナーが終了しました。 皆さんどうもご苦労様でした。 来年もよろしくお願いいたします。
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by seimei-eiyou | 2009-12-21 20:08 | 出来事 | Comments(0)

ノートルダム清心女子高等学校スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の生徒さんが本学科に来られ、午前中の講義と午後の実験からなる高大連携講座を行いました。 この行事は毎年恒例で、秋から12月にかけて生物工学科、海洋生物科学科、そして生命栄養科学科の順に受け持ちます。

今回は講義と実験のセットで、①「ゲル化材料の調理科学実験」、②「エネルギー代謝実験」の2本立てです。 午前中の講義は両方聴けますが、午後の実験はあらかじめ希望されたどちらかの実験のみ行います。
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実習テキストは32ページ以上もある大作で、そのうち20ページが実験①のゲルの話です。 担当は渕上学科主任で、試供品やら補助資料、プリントまであって盛りだくさん。 いつものように話が尽きません。
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内容をご紹介すると、寒天、カラギーナン、ゼラチン、ペクチンなどのゲル化剤を用い、条件をいろいろ変えてゲルを作り、その物理的性質とテクスチャーを実際に食べたり計測したりして調べます。 

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生徒さんは実際に食べられる実験なので楽しく取り組んでいました。 反面材料の種類や条件が多すぎて、データの解析までする時間がありませんでした。

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②のエネルギー代謝は、まず呼気ガス分析から安静時エネルギー消費量を求め、基礎代謝量を計算します。 次に自分の身体活動レベルを求め、推定エネルギー必要量を計算します。3番目にエルゴメーター、トレドミルを用いて、どれぐらいの運動がどれぐらいのカロリー消費に該当するのか実際に体験してもらいます。 最後に体組成計で体脂肪率、除脂肪量、筋肉量など自分の体のパーソナルデータを確認します(これが人気だったようです)。 これらを通じて、食べ物から入ってくるエネルギーが体内でどのように流れていくのか理解して、正しいダイエット(食餌)に導こうという目的の実験でした。

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高校生の皆さん、スタッフの皆さん、1日お疲れ様でした。
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by seimei-eiyou | 2009-12-18 20:25 | 行事 | Comments(0)

給食実習Xmas

本日行われました、給食実習の様子をお知らせします。
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メニューはこちらです。 前回は和食でしたが、今回は洋食です。 

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左は配膳カウンターの様子です。 右は食堂入口に立てられたクリスマスツリーです。 これを含めると、学科には3本のツリーが立っています。 このクリスマスツリー、よく見るとビスケットがぶら下がっています。 これは、1年生がサンタの形のビスケットを焼いてきて、ツリーにぶら下げたものです。 中にはビスケットのオーナメントを引きちぎって食べている人もいるそうですよ。

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食堂入口窓のクリスマスの飾りです。 開店直前の風景です。

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言わずとしれた料理です。 美味しそうにできています。 お皿やトレーに比べて、カトラリーが立派すぎ!

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味を吟味する菊田教授です。

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料理を作った作った2年生。 毎回、乗りが良すぎです。

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料理を食べている1年生。 こうして第2回目の給食実習Xmas編が終わりました。 皆様ご苦労様でした。 来年もよろしくお願いします。
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by seimei-eiyou | 2009-12-17 15:26 | 実験・実習・授業 | Comments(0)

缶コーヒー2

缶コーヒーのつづきです。

缶コーヒのCMには、サラリーマンがよく出てきます。 それほど缶コーヒーとサラリーマン、仕事の合間の息抜き、ほっと一息缶は相性がいいようです。 この缶コーヒー、外国でも売られているのかどうか、こちらも寡聞にして知りません(きっとKYさんが教えてくれるでしょう)。 個人的には、缶コーヒーは日本で生まれ、育ってきた商品ではないかと思っています。
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さて缶コーヒーを経済的に見ると、ボトル飲料中売り上げ最大の商品群です。年間約100億本生産されるということですから、平均的な日本人は缶コーヒーを4日に1本飲む計算になります(果たしてそんなに飲んでいるのか?)。 また、売り上げは年間1兆円に迫ります。 1兆円と言えば、あれだけ百家騒鳴して終わった事業仕分けが削りだした予算額よりよほど多いのですよ。 すなわち、日本国民が缶コーヒーを飲むのをやめれば、事業仕分けをしなくても済んだのです!(すみません、意味不明な発言です)。

もう少し引っ張りましょう。 缶コーヒー1本作るのに使われるコーヒー豆を約10 gとすると(もう少し多いかな?)、100億本の缶コーヒーを作るのに必要なコーヒー豆の量は約10万トンになります(日本が年間輸入するコーヒー豆の量は約40万トンだそうです)。 

c0166720_14204647.jpgさてこのコーヒー豆、最大の生産国はもちろんブラジルですね。 では2位と3位はどこでしょう? ヒントを出すと、3位はコロンビアです(これじゃあ、ヒントではなく答えです!)。 問題は2位です。 わかりますか? これは実はアジアの国で・・・、わかった! そう、ベトナムです。 

ベトナムは今や世界第2位のコーヒー豆の生産国で、ベトナムのコーヒー豆は日本にも結構輸入されているものの、ベトナム産だとあまり認知されていません。 ベトナム産は、ブラジルやコロンビア産に比べて生豆の価格が低いのです(品質については…何とも言えません)。 アジアではインドネシアでもコーヒー豆が栽培されています。 マンデリンですね。 コーヒーにご興味の方は、全日本コーヒー協会のweb siteでもご覧下さい。 
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コーヒーの木は観葉植物としてよくホームセンターなどで売られています。 寒さに弱いので、温かい条件で栽培すると赤い実を付けます。 この実を潰して、中から出てきた種子(コーヒー豆)を乾燥、ロースト、粉砕、抽出したものがコーヒーです。 こうしてみると、最初どのようにコーヒーが飲まれる様になったのか、その始まりに興味が湧きます。 もとは煎じ薬?
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by seimei-eiyou | 2009-12-16 12:52 | その他 | Comments(0)

缶コーヒー

c0166720_15253550.jpgJR福山駅前には釣り人の像というのがあります。 この像が何なのか、寡聞にして知りません。

さて先日所用で岡山に行きました。 岡山駅前は、西口も東口もイルミネーションがとてもきれいで、若い人が(そうでない人も)たくさん集まっています。 さすがに県庁所在地だけのことはあります。

JR岡山駅からサンライナーに乗り、福山駅で降りると、イルミネーションもなく何と殺風景なことか(ふだん滅多にJR福山駅には行きません)。 駅を降りて南口を出ると、延々と続く白いバリケード(このところずっと工事中)。 壁の前には腕相撲台が並び、アームレスリングをしています(ある意味、福山駅前はアームレスリングが名物)。

ふと目をやると、釣り人像の近くでは、若者たちがギターを弾きながら歌っています。 ストリートミュージシャンですね。 聴衆はゼロ。 寒いのか、少し歌ってやめてしまいました。 彼らの横にある自動販売機の明かりが彼らを照らしています。

その自動販売機に中年のサラリーマンがすっと近づいてコインを入れました。 年の頃なら50台半ばか60才ぐらい、黒っぽい服装で会社帰りでしょうか。 ガラッと音がして自動販売機から出てきた缶を取ると、またコインを入れて、また缶を取りだし、またコインを入れています。 あれあれと思ううちに、3本ぐらいまとめ買いしました。 

サラリーマンはギター青年に歩み寄ると、缶を差し出し、「缶コーヒー飲むか?」。
ギター青年は、0.4秒ぐらいきょとんとした表情をしたあと、ワッと笑顔になって「あっ、有り難うございます。 すいません、いただきます。」といって、嬉しそうに缶コーヒを受け取りました。 中年サラリーマンは何事もなかったように、無表情で闇に消えていき、ギター青年はその後ろ姿に向かって2度、3度お辞儀をしていました。

正直言って薄暗がりだったので表情まではよくわかりませんでしたが、そんな感じのやりとりでした。 クリスマスのイルミネーションならぬ、自販機の明かりが照らし出す約1分弱の世界の出来事でした。


追加
福山駅前の通称“釣り人の像”は、地元では渋谷のハチ公の像よりも有名な待ち合わせ場所。正式な名前は「五浦釣人(いずらちょうじん)」です。像の台座の正面にはちゃんと名前が入っています。あの有名な岡倉天心の姿を弟子の一人の平櫛田中が彫刻にしたもののレプリカだそうです。詳しくは作者の出身地にある井原市立田中美術館のHPをご覧ください。
By KY
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by seimei-eiyou | 2009-12-14 15:28 | その他 | Comments(0)

給食実習

正式にはフードシステムマネジメント実習Ⅰの実習風景です。
本学科ができて初めての大量調理(給食実習)です。
メニューは前回の記事でご紹介したとおり。

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調理風景です。 衛生上の理由で、調理実習室には入れませんでしたので、ドアごしに撮影。

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配膳カウンターの様子です。 特に混乱もなく、スムーズに配膳されていました。

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トレーを受け取った学生さん。 

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料理を撮影する学生さん。

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料理の出来映えを吟味する先生方。

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澱粉科学の大家で、先日学会賞を受賞された井ノ内教務委員長。

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ホールの様子。

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木村先生。

課題はたくさんありましたが、大過なく実習を終えることができました。 
一安心の石井先生(写真がありません!)。
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by seimei-eiyou | 2009-12-10 16:19 | 実験・実習・授業 | Comments(0)