H28年度 SSH

11月19日(土)に、平成28年度 清心女子高等学校SSHが行われました。
これまでに生命科学実習として生物工学科と、海洋生物科学科で実習が行われ、今回はその第3回目として生命栄養科学科が担当しました。

テーマは、「食と健康のライフサイエンス」-身近な食品科学- です。
まず午前中に、井ノ内教授より講義がありました。
身近な食品成分の定性実験の基礎と原理ということで、午後から行う実験に向けての説明も織り込みながら講義をされました。
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今回の実験では、デンプンとたんぱく質についてそれぞれ調べる実験を行いました。
具体的には、①小麦粉のデンプンとグルテンの分離と定性反応、②卵白とゼラチンのたんぱく質の定性実験、③牛乳カゼインの分離と定性実験の3つを行いました。

まず、小麦粉のデンプンとグルテンを分離させるため、小麦粉と水を合わせたものをしっかりと捏ね、ドウを作ってもらいました。
最初は手や指の間にべたべたと付いていたものも、100回程度しっかりと捏ねていくうちに一つの綺麗なドウが出来ました。
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出来上がったドウは、30分ほど休ませた後、水中でもみ洗いをします。
すると、たんぱく質であるグルテンだけが残り、デンプンが水中に分散していくことで分離することが出来ます。
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このもみ洗いで出来たグルテンを用いてたんぱく質の実験を、デンプンを用いてヨウ素デンプン反応を行いました。

詳しい実験の原理や様子は書きませんが、高校生の皆さんはとても意欲的に実験に取り組み、今まで触れたことの無い実験器具などを使っての実験はとても楽しそうでした。
これをきっかけに、実験に興味を持つだけでなく、科学や栄養学についても興味関心を持ってくれれば、大変嬉しいです。
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by seimei-eiyou | 2016-11-21 19:10 | 行事 | Comments(0)

第2回市民フォーラム

11月12日(土)に、平成28年度市民フォーラム 食と健康のライフサイエンス の第2回目が、福山駅前の宮地茂記念館で行われました。
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今回は、「米と小麦のおいしい話」をテーマに2名の先生が講演しました。
今年、第2回目のフォーラムも多くの方にご参加いただけました。

まず、生命栄養科学科生命栄養科学科 井ノ内 直良 教授より、「おいしいご飯・体によいご飯」と題し、米の構造、食味に関する成分について、また、機能性のある米として赤米や黒米等の着色米等の例をあげながら、分かりやすく講演いただきました。
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次に、生命工学部 池田 達哉 客員教授(西日本農業研究センター上級研究員)より、「パンとうどんの科学」と題し、パンやうどんの食感に重要な役割を果たすグルテン、国産小麦等について興味深い話を交えながら講演いただきました。
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今回は、平成28年度市民フォーラムの修了式もありました。第1、2回両方のご出席をいただいた方へ、井ノ内学部長より修了書をお渡しいたしました。
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今年度も食と健康のライフサイエンスへご参加くださった皆様、ご協力くださった関係者の皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

最後に、受付担当の学生の皆さん、ご協力ありがとうございました。
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by seimei-eiyou | 2016-11-14 09:32 | おしらせ | Comments(0)

先日、10/29(土)に本学2年生による学校給食メニューの試食会が行われました!
この企画は、カゴメ様(産業)、福山市(官)、福山大学(学)が連携して福山市の学校給食メニュー開発を行います。
カゴメ様からは食材をご提供いただきました。
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8月の初回メニュー検討会から約2ヶ月掛けて4名の学生が5品を考えてきました。
公開試食会の前には福山市栄養教諭を含む関係者の方々にご試食いただき、コメント、アドバイスを受けてレシピの修正をして臨みました。

当日は、石井准教授の司会によって試食会を進めていきました。
井ノ内学部長、菊田学科長のお言葉の後、福山市教育委員会 学校保健課長様、カゴメ(株)中国四国支店の方、栄養教諭の先生にも、本企画の趣旨についてご説明いただきました。
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菊田学科長と緊張する学生たち
調理は、2名ずつに分かれて、2つの調理台で行いました。  
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緊張しながら調理を進めていく学生たち。
できあがったものは、栄養教諭の先生が持ってきてくださった、小学校給食で使用される食器に盛り付けました。
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そして、できあがりです!
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左上:チキンのトマトソース煮込み、右上:ハヤシうどん
真ん中:一口ポテトフライ
左下:揚げ肉団子(くわい入り)、右下:かぼちゃとトマトのシチュー

いざ実食!…の前に、学生たちのもう一仕事。
この試食会はプレスリリースを行ったため、関係者の他に数社の新聞・雑誌記者の方々がお越しくださいました。
一仕事とは、写真撮影と
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それぞれのメニューを考えた理由、作ってみての感想などのインタビューです。
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学校給食も食育における大切な教材となります。
地元食材を使用した給食を通じて、小学生への食育にアプローチできたら良いと思います。

最後に、改めて今回のメニューに対するアドバイスをカゴメ様、栄養教諭の先生よりいただきました。
試食会終了後も、学生たちは担当教員と相談しさらなる改良に向けて一生懸命考えていました。

今回は5品調理しましたが、今後は味、大量調理への対応の可否などを考慮し1品に絞られます。
つまりはお互いがライバル!
誰の作品が採用されるのでしょうか。
小学校給食において実際に提供されるのは、来年秋の予定です。
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by seimei-eiyou | 2016-11-07 17:37 | その他 | Comments(0)