2009年 06月 04日
松江の学会
学会はJR松江駅から歩いて数分のくにびきメッセで行われました。 松江駅からはくにびき大橋を渡っていきます。 このくにびき大橋、松江の中心部で大橋川に架かる4つの橋のうち、一番東側に位置する橋です。 この橋からの眺めは、なかなかのものです。
橋の上からくにびきメッセに向かって左側(西側)を見ると、詩情豊かな松江の古い町並みが見えます。 一方右側(東側)に目を向けると、人工的なものがほとんど目に入らない、自然のままの景色を見る事ができます。 JR松江駅からわずか2,3分のところでこのような風景を見られるのは、とても贅沢な事だと思います。
さて学会です。 今回発表したS君。 前日の夜遅くまで練習に明け暮れたせいか、夜10時を回った頃、持っていくはずのノートPCが突然うなりをあげて壊れてしまいました。 そこで、急遽井ノ内教授のPCを持参することにしました。 ところがこのPC、事前のチェックでは何の問題もなかったのに、本番になって映像が出ません。
「なんだ、なんだ?」とみんなが演壇に集まってきて、矯めつ眇めつしてみましたが、やはり映りません。 座長の先生のご配慮で、次の演者の方に先にやっていただく事になりました。 急いで別のPCにデータを移し、いざS君が発表を始めたところ、今度は途中でウイルスチェックプログラムが起動する始末です。
初めての学会発表でこれだけトラブルが続くと、めげて自暴自棄になりそうなものですが、S君は落ち着き払ってそつなく発表を終えました。 これも練習の成果だと思います。 それにしても高知で発表したT君といい、最近の大学院生は度胸が据わっています。