2009年 12月 21日
第22回 グリーンサイエンスセミナー
お話は多岐にわたりスピードも速かったので、私のような専門外の人にはフォローしきれなかった部分もありました。 とは言え、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインは腸内細菌によって変換されて初めて活性型になるため、腸内細菌叢(そう、腸内フローラ)の個人差によって効果にばらつきが出る等のお話しを面白く聞かせて頂きました。
最後は機能性食品開発戦略についてでした。 食品に含まれる物質を網羅的に分析し、まず化学構造により分類します。 そこから作用標的を絞り、試験して同定し、作用機構を解明してヒトで実証試験を行う、ざっとこんな感じだったと思います。 そんなにうまくいくのかなという気もしないではありませんが、戦略を立て方法論を確立することは大切だと思いました。
ということで、平成21年最後のグリーンサイエンスセミナーが終了しました。 皆さんどうもご苦労様でした。 来年もよろしくお願いいたします。