人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブログトップ

生命と栄養のブログ from 福山大学 生命栄養科学科

はじまり2

4連休の初日、ここ福山は快晴の陽気で、この時期らしい清々しい一日になりました。 やっと季節がカレンダーに追いついた感じです。

さて少々私事になりますが、この春我が家のキンモクセイの木にメジロが巣をかけました。 このメジロ、昨年(一昨年?)はモチノキに巣をかけたものの、カラスにみつかり卵を全部食べられてしまいました。 そこで今年は場所を変え、より上空から見つかりにくい場所に巣作りをしたようです。 

巣の場所は、ちょうど私の目の高さと同じです。 ある日、庭を歩いていて、不意にメジロと目があいました。 手を伸ばせば届く距離です。 家人は全然気づかなかったと言っていましたので、これまでずっと息を殺して卵を温めていたのでしょう。 メジロが飛び立ったあと調べてみると、巣の中には卵が4つありました。 元野鳥の会のメンバーとして、今年は是非ともメジロに巣立ってもらうべく、親鳥を刺激しないよう注意深く経過観察することにしました。 
はじまり2_c0166720_20195318.jpg
巣は写真でお分かりのように、ビニール紐を巧みに使って作られています。 小鳥はこんな技術をどうやって覚えるのでしょう。 不思議です。 程なく4つの卵は無事孵化し、親鳥がせっせと餌を運んできます。 今年は天候が不順で、十分な餌が採れるのかとずいぶん心配しました。 雛は親鳥が飛び立つと巣の中に身を伏せ、振動を感じると一斉にくちばしを天に突きあげて餌をねだります。 ただし敵に見つからないよう、一切声はたてません(よく見ると、写真には2羽の雛の頭が写っています。 ご覧になれますか?)。 

さてこの4羽の雛は、本日この気持の良い4連休の初日に無事巣立っていきました。 朝からなにやら騒がしく、お昼すぎにはみんないなくなってしまいました。 職業がら、子どもが順調に成長し、無事巣立っていくのを見るのは嬉しいものです。 あとに残された巣ですが、もぬけの殻とはこのことで、生命の営みを感じさせないただの物になってしまいました。 メジロさん、大きくなって、また来年巣をかけてください。 
by seimei-eiyou | 2010-05-02 20:26 | その他