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生命と栄養のブログ from 福山大学 生命栄養科学科

アフターファイブ

学会の懇親会で、とある大学の大学院生2人から名刺をいただきました。 最近は自前で名刺を用意している学生もいますが、今回の彼らは多くの人に名刺を配り歩いているようです。 

そこで彼らにその経緯を聞いてみると、「先生が、『研究者の未来はアフターファイブで決まる。』とおっしゃったので、懇親会を利用してなるべくたくさんの人と名刺交換しています。」とのこと。 そこで今度はその指導教官の先生に聞いてみると、「いやぁー、私の人事なんてすべてアフターファイブで決まったようなもんですよ。 それを今から学生に教えているんです。」 

アフターファイブといえば、一般的には仕事がはけた後の飲みニュケーションを指すと思われます。 フォーマルな場ではなく、表の仕事から離れた場所での本音の人的交流(人脈)が、研究者としてのキャリアに大事だということでしょう。 

しかしアフターファイブが大切なのは、研究者ばかりではありません。 研究以外の職種、業種はもちろん、趣味の会をはじめとする多くの分野でアフターファイブは重要です。 この点、私のような下戸は不利です。 また福山大学は学内禁酒で自動車通勤の方が多いので、都市にある大学のようなアフターファイブの機会はあまりありません。

さて、もう少しアフターファイブの概念を拡張してみましょう。 アフターファイブといえば、飲みニュケーションばかりではありません。 大学でのアフターファイブは、授業や実習が終わった後の大切なプライベートな時間です。 この時間に授業や実習の準備をしたり、勉強したり、宿題をしたり、書き物をしたり、考え事をしたりと、アフターファイブの比較的自由になるまとまった時間帯をいかに有効に使うかによって、仕事の効率がかなり変わると思います。 

現代の職場は、インターネットや携帯電話の普及によりオンとオフの境が無くなってしまいました。 休日でも、自宅でも、出先でも、パソコンとネットさえあれば研究室とそれほど変わらない環境で仕事ができます。 しかし、今何時で、ここはどこかということをほとんど気にしない環境でこそ、時間の仕分けが大切になり、アフターファイブの重要性は増すのだと思います。 

そういえば今日は連休明けの5月6日。 ある意味、(個人的にはモティべーションのあがらない)大切なアフター5です。
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町で見かけた野菜のハンギングバスケット。 福山ではありません。 関西のとある町。 
by seimei-eiyou | 2010-05-06 17:43 | その他