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生命と栄養のブログ from 福山大学 生命栄養科学科

第2回 オープンキャンパス うら話

上の記事で、勝部先生が本日開催されました第2回オープンキャンパスについてまとめてくださいました。 

ここでは、ここでしか聞けない本日のオープンキャンパスのうら話をご紹介しましょう。 といっても、たいしたことは何もないですね。 もしご興味があればお読みください。

まずは大学の教務委員長でもある井ノ内先生。 倉掛先生の十八番である液体窒素を使ったアイスクリーム作りが何とかうまくいったので、続いてブドウやバナナを凍らせておられました。 食品の急速凍結・融解は、食品の保存方法としてよく使われるものです。 

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まずこの写真ではブドウを凍らせておられます。 手つきが、・・・、液体窒素だけにヒヤヒヤします。

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次はバナナです。 ここまではよかった。 

サービス精神旺盛な教務委員長は、カチンカチンに凍ったバナナで釘を打とうとして、師範台(教員用の調理実験台)で釘をカチンカチンやり始めると、すかさず横にいた村上先生から、「まだ新しい施設なので、無茶しないでください!」と叱られました。 「すいません。」と謝って、教室は笑いに包まれました。 

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こちらは液体窒素を入れたバットの中で凍っているブドウです。 ちょっとみると、ブドウとは思えません。 なんだかタヌキに荒らされた、小型ハツカダイコンの様でした。 液体窒素の煙が上がっていますね、見えますか?

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こちらは、アイスクリームの飾り付け様に丸く切り抜かれたあとのメロンです。 見事に切り抜かれていますね。 切り口が美しい?ので写真を撮ってみました。 ごらんのように、まだまだ食べられるところがたくさん残っていますので、オープンキャンパス終了後、みんなでほじくって食べました。

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これは後かたづけの時に発見された、井ノ内先生が釘を打っていた液体窒素凍結バナナが解けたものです。 組織が破壊され、細胞膜に穴が空いて離水しています。 結構ずるずるになっていて、見かけはひどい状態です。 3年生の皆さんはキモい、キモいといいますので、それならと食べてみると、これが結構いけます。

組織が破壊されていますので、とろとろに柔らかく、甘みが俄然増しています。 たとえて言えば、バナナのコンポート(compote、果物などをシロップなどで煮込んだもの)でしょうか。 ものを飲み込むのが困難な方向けのお菓子としてもいけるんじゃないでしょうか? 研究の余地があるとみました。 2年生の何人かはだまされたと思って食べてくれましたが、3年生は最後まで白眼視でした。

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こちらは、最後の木村先生の挨拶です。 しめるときには木村先生ですね。 エプロンシアターのしんちゃんも写っています。

今日の感想: 参加された高校生、在校生、教員すべて含めて、とてもフレンドリーな雰囲気の会だったと思います。 暑さ厳しき折柄、皆さんどうもご苦労様でした。
by seimei-eiyou | 2010-08-28 16:26 | 行事