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生命と栄養のブログ from 福山大学 生命栄養科学科

2013年 01月 05日 ( 1 )

お正月にお茶を飲む理由

下の記事、『大福茶』の追伸

今年も気温の急低下とともに、インフルエンザが大流行しているというニュースが年末に流れていました。 風邪を引きやすい方は、マスクをしたり、手洗いをしたりと、あの手この手で気をつけられていることと思います。 

ところで、「お茶でうがいをすると風邪を引きにくい!」という話をお聞きになったことはありませんか? 中には試された方もいらっしゃると思います。 私は、お茶でうがいをするなんて、食べ物を粗末にするようで気が引けます。

また、毎日緑茶を飲むと風邪を引きにくいという話もあります。 あれって迷信かと思ったら、ちゃんと疫学的な調査をしてお茶の効用を確かめた研究があったりします。 しかし、緑茶がインフルエンザ予防に効くといっても、その仕組みがわからないと、どうも信憑性がないような気がしていました。

それが・・・

お正月、時間があるので論文を見ていたら、緑茶に含まれるポリフェノール類などが、マクロファージの食作用やTollライクリセプターを活性化させて自然免疫を賦活化し、感染症に対する抵抗力が上がるという研究がありました。 うーん、こういうデータがあるのなら、あながち嘘ではないかも。

ということで、今年のお正月はいつもより積極的にお茶を飲んでいます。 特に体の弱い方や受験生の方、冷え性の方にはおすすめかもしれません。

ちなみに、私はほとんど風邪を引かないのですが(何とかは何とかと言うアレです)、自然免疫能が上がるのであれば何かと便利。 お茶を飲まない理由は見当たりません。



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by seimei-eiyou | 2013-01-05 00:15 | 食と健康